次回4コマは11月16日(火)更新。
「暑さも和らいできましたが…」じゃねーよ!!もうすっかり寒いじゃねーか!!
と読みながらツッコミを入れた方も多いでしょう。
4コマはけっこう前倒しで描きためているのです。
ご容赦ください。
まだ暑い時期に描いているのでいつまで経っても登場人物が半袖だったりするのも、また描いた順にアップするわけでもないので突如としてデッサンが乱れていたりするのもまたご愛嬌ということでここはひとつ(笑)。
とにかく今年最初の運転で発生したエアコン水漏れ問題は、僕にとってこのミス大賞優秀賞受賞以上に(おいおい)この夏の大きなトピックでした。
取り壊し寸前の安アパートということで夏は蒸し風呂のように暑く、冬は息が白くなるほど寒いという僕の部屋。
それでも冬は冬でひたすら重ね着をすればなんとかなるのですが、夏はエアコンが使えなければどうしようもありません。
ほとんど生命の危機に関わる問題です。
というわけで水漏れ問題を解消すべくネットで検索したところ、エアコンの水漏れは多くの場合配水ホースの詰まりが原因になっているとのこと。
エアコンというのは元々水が出る仕組みになっていて、それをホースで室外に排出しているのだそうです。
そのホースに虫の死骸やら、ゴミやらが詰まった場合、エアコンから水が出るのだとか。
つまりはホースに詰まったゴミを取り除いてあげれば、ほとんどの水漏れは解消できるのだそうです。
なるほどねー、そういうことか。
と納得しながらネット情報を読み進める元電気屋の息子(倒産)。
しかし次の瞬間、ディスプレイに表示された解決策に僕は思わず目を疑ってしまうのです。
“室外に出ている排水ホースを口に含み、思い切り吸い込むべし(このとき、汚れた水が流れ出てくるおそれがあるので注意!)”
………。
……………。
…………えっ!?
ですよ。
お世辞にも衛生的とはいえない、否、はっきり言って口をつけたら変な細菌に感染して、なにか得体の知れない病気にでもなるんじゃないかというほど汚れているあのホースを思い切り吸い込むってんですかい???
出来ればそれは避けたいと思い、ほかのサイトも覗いてみたりするのですが、意外にもこの方法を推奨しているサイトが多いのです。
奥の方が詰まっている可能性があるので、割り箸とかでほじくっても届かないかもしれない。
おまけに水が出てくるおそれがあるので故障の危険性があり、普通の掃除機を使用してもいけないのだとか。
うーん……いくらなんでもそれは……でも夏は始まったばかりだし、エアコン無しではとても乗り切れそうにない。
しばらく考えてみましたが、やはり結論は一つしかありませんでした。
結局僕は、その方法を試してみることにしたのです。
僕の部屋は二階なので、室外機を置かせてもらっている一階の住人さんに断りを入れ、裏側にまわりこみます。
そして僕の部屋から真下に下りているホースを握り、泥のような塊のこびりついたその先を口もとに近づけます。
断っておきますけど、僕、虚弱体質なんです。
これで目に見えないカビの胞子なんかが体内に入り、身体の中で菌が繁殖し、あまり症例のない肺炎になったりしたら……。
まさかエアコンの排水ホースを吸い込んでいるなんて想像もつかないから、お医者さんも原因を突き止めることが出来ず、僕はただただ病室のベッドでやせ衰えていくだけで……。
脳内を駆け巡る様々な想像が僕から思い切りを奪い、吸引力を弱まらせていたのでしょう。
僕なりにふんぎりをつけて実行してみたものの、結局ホースからは何も出てきませんでした。
これが僕の限界です。
しかし部屋に戻ってエアコンを運転してみると、すぐさまぽとぽとと水が落ちてきます。
エアコンからは一日に2リットルの水が出る(ネット情報)らしいのですが、とても2リットルで収まるとは思えないほどのおびただしい量です。
どうするどうなる……!?
というわけで次回に続きます。