こんにちは！
セイナです。
「鏡学」や私の自己紹介にあたり、
ここでは２０代の頃の体験談をお話しています。
エピソード①「私の暗黒時代１０代前半」
エピソード②「暗黒期から復活した10代半ば」
さて、今回は「違う自分を生きてみたかった２0代前半」の続きです。
写真は映画女優を目指し上京した22歳の私。
女優として本格的に
芸能活動を始めたものの、
なかなか環境に恵まれず、
不安な日々を過ごしていました。
その頃出逢った、
たくさんの大手芸能事務所の社長さんや
プロデューサーさんからは
「聖菜ちゃんは性格的に芸能界に向かないから辞めなさい」
と口々に言われたことを今でも時折、思い出します。
まぁ、今振り返ると、まったくおっしゃる通りだったのですけどね。
2回目に移籍した事務所の社長が夜逃げしたり、
バイトしていた会社が倒産しかけたり‥
と度々の惨事に襲われ、
やっと安定した事務所に拾ってもらった頃には、25歳を過ぎていました。
人と比べられてナンボの世界。
本当の自分を隠して自分を商品として売る世界。
ここに私の居場所が本当にあるのだろうか？
このままバイト生活で女優を続けるか、
精神的に落ち着いた職に就くか‥‥
究極の選択でした。
そこで、
もともと心理学の大学を出ていた私は、
初心に返るためにセラピストのワークショップに通うようになりました。
そこで2年ほど人を癒す
お手伝いをさせてもらい、「これだ！」と気付いたのです。
世の中には過去の私のように、
自分の価値を知らずに生きている人がたくさんいます。
夢やぶれたり
周りからの心許ない言葉や暴力、
自分の使命が分からない
生きている理由が分からない
と感じる人がとても多いことに驚いたのです。
私と同じように狭い社会で傷付けられた人や
生きている理由を探している人の力になれたら‥‥
それこそが、芝居よりも私がやりたい自己表現なのではないかと思い始めたのです。
そう思い始めたら運命は動き出します。
倒産仕掛けていた
バイト先のエステ会社を建て直すために来た新社長に、
既存のエステコースにメンタルケアも導入するために
社員になって手助けしてくれないかとお誘いを受けたのです。
正社員の経験なんてありませんでしたし、
私が一、会社員として働けるか疑問でしたが‥
何事も挑戦！！
大好きだったバイト先の上司たちとも
もっと一緒に働きたかったので、引き受けることにしました。
初めての正社員‥‥
お客様相談の電話対応をしながら運営管理のアシスタント業務。
全てが新鮮で、
仕事をしながらエステコースに導入する
「ストレスマネジメント」に対して
自分なりに試行錯誤を続けていた矢先でした。
なんと・・・
またもやその会社の経営が傾き始め、
(私を正社員にしてくれた社長も夜逃げしてその会社も倒産しましたが。笑)
さらに新しい化粧品会社に引き抜かれ、
美容インストラクターとして働くことになったのです。
予想もしていない展開でした。
フェイシャルエステもメイクもまったくのど素人。
本社で働いてはいたものの、
個人的にエステに行ったことすら一度もありませんでした。
（女優業してたくせに、美容に疎かった私。笑）
そこからの研修は今思い出してもとても大変なものでした。
先輩方には
休みの日までお願いして
技術を教えてもらい、
入社して1ヶ月後の100人余りが参加する
フェイシャルエステ&メイクコンテストで見事、
最高得点をとらせてもらいました。
満足のいくコンテスト結果で
拍車かかった美容の仕事は、
とても充実したものであり、
お客様の笑顔に直結するもので、
メンタルも大きく変えるものだということに気付きました。
しかし、同時に、
エステやメイクなどの外見だけを変えるだけでは、
お客様を本当に美しく輝かせることは出来ない
ことにも気付いたのです‥‥
定期的に通ってくださるお客様、
熱心にお手入れをさせて頂いても、
なかなかお肌が改善しない方もたくさんいらっしゃいました。
それはなぜなのか。
その根本的な原因を研究することで、
私は「鏡学」のノウハウを構築するに至ったのです。
次回はこの「鏡学」が出来たきっかけを
お話ししていきますね♡
今回も長文をお読みい頂き、
どうもありがとうございました！！
鏡学コンサルタント
鎌田 聖菜