もう一つアップします。
もう寝ます。明日ももちろん会社なので。

おやすみなさい。

尚、私は生命保険業界の人間でも、生命保険を販売したこともありません。
このコラムは、かつて某大手企業の情報サイトに掲載されていたものであり、私がこんなコラムを書くことになった経緯については、一回目の記事をご覧下さい。


生命保険に目覚めた一般女子のブログ-飾りケイ


【コラム】私が生命保険にめざめたワケ


(60)お母さんと教官との会話・・・その23
「大手生保のセールスさんの矛盾」


こちらは生命保険のコンサルティングの実況中継のコーナーです。


私の友人(大手生保のセールスをやっているお母さんから保険に加入。絶対解約できないと言っていたのに、わずか30分で解約を決意した)への、私の先生のコンサルティングです。

第37回で無事コンサルティングは終了。
ご興味ある方は是非バックナンバーをご覧下さい。
現在はその後のエピソードをお送りしています。

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転換の話題は続きます。

お母さんは思い出したようにこんな質問を挟みました。

「あのー、こんなこと聞いて失礼かもしれませんけど、あなたはお客様に転換を勧めたことはないんですか?」

教官、突如大笑いです。

「ハッハッハ、ありませんよ!
ご存知なかったですか? ほとんどのカタカナの会社には、転換なんてシステムはないんですよ」

「そうなんですか!」

「そうですよ。知らなかったんですか?
……何故だか分かります?」

「いえ、もう何を聞かれても自分の無知がイヤになるだけですから教えて下さい」

「いや、そんな事言わないで下さいよ。
何度も言いますけど、あなたが無知な訳じゃなくて会社が悪いんですから……
まあ、その理由は簡単。ほとんどのカタカナの会社が無配当の保険を売っているからですよ」

「ああ……そりゃそうですよね」

ここで私からの注釈です。配当のある保険の場合、長期にわたって継続している契約には、プラスαの配当が付くんですよ。もっとも今時は配当なんてほとんど無いですけど。転換の場合は、新しい契約になっても期間だけは前の契約を引き継げるんです。

「でもね、これ、実は非常に大切な事なんですよ。
配当があれば長期継続配当の問題がありますから、転換の意味もゼロというワケじゃないですけど、でも、その点以外には転換がお客様にとって得になる要素がないから、カタカナ生保は、会社として転換のシステムを行っていないという事でしょ?

「……そうなんですか?……」

「そうですよ。冷静に考えてみて下さいよ。
転換って、元の契約で貯まっていたお金を次の保険の一時払い保険料に充当するということでしょ? 解約して新しい保険に入るのと何ら変わらないじゃないですか」

「まあ、そうですよね。でも、そのどこがそんなに悪いんですか」

「いいですか。この話が出た時には、私、必ず言うんですけどね、大手生保のセールスの皆さんって、非常に矛盾した事をお客様に言っているんですよ」

さて、一体どんな矛盾した言葉なのでしょうか?


(続く)

→ 次回は「お母さんと教官の会話……24」です。

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【教官の「ハイグレードな生命保険見直し」のサイト】

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