次の「祖国と青年」10月号は、選挙が決まる前にほぼ内容ができていましたので、選挙関連については、何とか安倍首相の記者会見の内容を掲載し、巻頭言でそのことについて触れることができた、という感じです。
しかし、今のように小池新党だの、民進党の分裂だのと情報が錯綜してきますと、むしろそこまで情勢が混乱していなかった時点で書かれたものの方が、選挙の本質に触れているのではないか、という気もしてきます。
さて、それはさておき、次の10月号のメイン記事は、日本協議会神奈川県支部大会におけるジャーナリスト・葛城奈海さんの講演録です。葛城さんは予備自衛官で、「自衛隊と国民の架け橋に」というお気持ちで様々な活動をされています。
自衛隊の現状について、ご自身がなぜ自衛隊に関心を持つようになったのかといったご体験も含めてお話されているのですが、お話しぶりもやわらかく、面白くて分かりやすいです。ぜひ、いろいろな方に読んでいただきたいです。
もう一つの大きな記事は、北朝鮮のミサイル攻撃からどのようにして身を守るか、濱口和久さんにご寄稿いただいています。濱口さんは「安全保障と自衛隊」の連載でお馴染みですね。
今、各自治体でミサイル攻撃を想定した避難訓練が行われていますが、「あんなことやっても意味がない」などと嘯くメディアも少なくありません。
防災の専門家でもある濱口さんに、どうしてあのような訓練が必要なのか、実際にミサイルが落ちてきたらどのように対処すればよいのか、具体的に書いていただいているので、とてもためになります。これもぜひ、近くの方々に広めていただきたいと思います。
「祖国と青年」10月号は、明日発刊です。