衆院解散、民進が希望に合流 | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

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青木聖子とその仲間たちが、『祖国と青年』や日本協議会・日本青年協議会の活動を紹介したり、日々考えたことを綴ったりします!
(日本協議会・日本青年協議会の公式見解ではありません。)

 本日、衆議院が解散されました。

 それに伴って、小池新党が急展開を見せています。

 

 特に驚いたのが、民進党が希望の党に合流することを決めたことです。小池都知事が電光石火の動きを見せたのはまだ理解できるとしても、前原代表がここまでの素早い動きを見せるとは予想外でした。

 

 この合流劇の裏では小沢一郎さんが動いていたとも言われていますが、恐らくそういうことではないでしょうか。こういうことができるのは彼ぐらいしかいないような気がします。

 

 希望の党にも希望が持てるのは、民進党を丸呑みするつもりはなく、「憲法、安全保障」で一致する人に公認を出す、としていることです。これで「憲法改正阻止」「安保法制撤回」などと言っている左派勢力は放り出されることになります。

 

 彼らまで抱え込んでしまったら、何も決められない民進党の二の舞ですからね。

 

 それにしても、解散の憶測が流れてからまだ10日も経っていませんが、状況は激変しましたね。これが選挙のダイナミズムなのでしょうか。自民党は、相手が民進党だったら負ける要素は一つもありませんでしたが、「改革保守」を標榜する小池新党が現れて、全く先が読めなくなりました。

 

 自民党にとっては厳しい状況だと思いますが、全体的な構造としては、希望の党も改憲勢力ですから、憲法改正に向けてよい状況が生まれつつあると見てよいのでしょうか…。少なくとも、反自民の受け皿が民進か共産しかない、という状況はなくなったわけですから。

 

 いずれにしても、情勢はまだまだ流動的ですから、しっかりと推移を見守っていきたいと思います。