安倍首相、トランプ氏と会談 | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

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青木聖子とその仲間たちが、『祖国と青年』や日本協議会・日本青年協議会の活動を紹介したり、日々考えたことを綴ったりします!
(日本協議会・日本青年協議会の公式見解ではありません。)

 現地時間では昨日夕方、日本時間では今朝、安倍首相がトランプ氏の自宅で同氏と会談しました。

 

 非公式な会談なので、内容は詳らかではありませんが、安倍首相は記者団に「同盟は信頼がなければ機能しない。トランプ氏は信頼できる指導者だと確信した」と語り、トランプ氏もフェイスブックで「素晴らしい友人関係を始められたことは喜ばしい」と語りました。

 

 安倍首相はさすがですね。間髪入れずにピュッと会いに行ってしまうなんて。

 

 メディアでは「ヒラリーの方がよかった。トランプは最悪だ」などと言われていますが、先日、田久保忠衛先生の講演を聞きに行った友人の話では、田久保先生の評価は「ヒラリーは地獄だが、トランプはイバラの道」というものだったそうです。

 

 経済評論家の渡邉哲也さんは、近年のアメリカ社会の傾向について次のように指摘しています。

 

「自由の国であったはずのアメリカであるが、ここ数年、ポリティカル・コレクトネス(政治的公平)といわれる『差別やヘイトを理由にした言葉狩り』は日本以上のものがあり、ここに不満を持つ国民も多かった。例えば、議会の議長であるチェアマンはマンが男性形であるため、男女を問わないチェア・パーソン、スチュワーデスが女性形だからという理由でキャビンアテンダントに変更されたのがその典型である。そして、それを聖域にした不可触化(タブー)が行われてきたのである」

 

 つまり、こうした極端な左翼政策を推し進めてきたのが民主党(オバマ政権、ヒラリーの流れ)であって、こうした政策に反旗を翻した人々がトランプを大統領に押し上げた形になるわけです。

 

 アメリカの左翼メディアと日本のメディアは親和性が高いのでしょう。アメリカのメディアの報道をそのまま垂れ流している日本のメディアのせいで、「ヒラリーは素晴らしい」という認識を未だに多くの人が持っていますが、「ヒラリーは地獄」です。田久保先生は恐らく、外交・国際情勢の問題でそうおっしゃったのでしょうけど。

 

 ヒラリーよりトランプの方がよかった。でも、トランプも「イバラの道」です。

 この大変な時期に、安倍さんが首相でよかったと思う今日この頃です。