衆院選、低調な改憲議論 | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

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青木聖子とその仲間たちが、『祖国と青年』や日本協議会・日本青年協議会の活動を紹介したり、日々考えたことを綴ったりします!
(日本協議会・日本青年協議会の公式見解ではありません。)

 選挙までいよいよあと2日。


 相変わらず自民党の優勢が伝えられています。


 一方で気になるのは、自民党の訴えがアベノミクス一辺倒で、憲法改正にほとんど触れていないことです。


 安倍首相は「残念ながらまだ憲法改正の機運は盛り上がっていない」などと言っていますが、盛り上がっていないから盛り上げなきゃいけないんじゃないですか?


 国政選挙は、国民が国の将来について考えを巡らす絶好の機会です。そして国家の現状について国民の意識を呼び覚まし、国のあるべき姿を語るのが政治家ではないですか?


 もちろん経済の建て直しも大切なことですが、結局「国民の生活が第一」ということにとどまるのなら、共産党の発想と変わりがありません。


 もちろん自民党内にもいろいろな圧力があって、いろいろな事情があるのでしょうが、「国民に憲法改正の必要性を訴える絶好のチャンスなのに、なぜ何も言わないの?」と歯がゆい思いがしてならないのです。