沖縄市長選、桑江氏当選! | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

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青木聖子とその仲間たちが、『祖国と青年』や日本協議会・日本青年協議会の活動を紹介したり、日々考えたことを綴ったりします!
(日本協議会・日本青年協議会の公式見解ではありません。)

 昨日行われた沖縄市長選で、保守系の桑江氏が革新の島袋氏を破って見事当選を果たしました!


 既にいろいろなところで報じられていますが、この沖縄市長選で桑江氏が勝利したことの意味は大きいです。


 これまで、普天間基地の辺野古移設については、自民党県連も「県外移設」を唱える異常事態が続いていましたが、昨年末に「辺野古移設支持」を表明し、仲井眞知事も政府からの辺野古の埋め立て申請を承認しました。


 辺野古移設反対派が「オール沖縄」などと主張していたのは、要するに、保身に走ってそれ以外の選択肢を示さなかった自民党県連の責任も大きいわけです。


 しかし、基地問題解決の安倍首相の強い意志の下、沖縄の自民党県連ももはや日和見が許されなくなりました。


 そうした状況のもとで、今年になってまず戦われたのが名護市長選でした。これは革新の稲嶺氏が勝利しました。続いて、2月に行われた石垣市長選では、保守の中山氏が勝利しました。保守と革新、つまり辺野古移設賛成派と反対派の1勝1敗となったわけですが、稲嶺氏も中山氏も現職ですから、ある意味、現状維持でした。


 ところが、今回の沖縄市長選は革新系の市長が二期続いたところで、島袋氏は現職の副市長で、革新市政の継承者です。一方の桑江氏は一応無所属として出馬しましたが、自民党が支持していることは明白です。仮に、左翼が主張するように、「辺野古移設支持」を表明した自民党に沖縄県民が怒っているのだとすれば、とうてい勝ち目のない戦いです。実際、左翼陣営はそのようにタカをくくっていました。


 ところが、フタを開けてみれば、辺野古移設賛成派の桑江氏の勝利です!


 桑江氏の勝利によって、左翼の主張する「オール沖縄で県外移設」はウソ、ということがはっきりしました。「沖縄県民の総意」という「幻想」が破られ、その事実は本土にも大きく伝えられました。


 1月の名護市長選、2月の石垣市長選、4月の沖縄市長選で、保守は2勝1敗となりましたが、そういう数字以上の価値が、沖縄市長選の勝利にはあったと思います。


 次のポイントは、9月に行われる名護市議会選挙です(石垣市議会、宜野湾市議会も)。市長選では負けましたが、市議選で勝てば状況は大きく変わってきます。


 そして、11月の県知事選です。


 沖縄は今、左翼一極支配から大きく変わろうとしています。私たちは、そうした沖縄の流れを変えるために日夜奮闘されている地元の皆さんを、これからも支援していきたいと思います。