東日本大震災2周年 | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

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青木聖子とその仲間たちが、『祖国と青年』や日本協議会・日本青年協議会の活動を紹介したり、日々考えたことを綴ったりします!
(日本協議会・日本青年協議会の公式見解ではありません。)

 今日で、東日本大震災から丸2年です。

 東京では、国立劇場で政府主催の追悼式が行われました。


 私も仕事場でNHKのラジオを聞きながら、式典と合わせて、地震発生の2時46分に一分間の黙禱を捧げ、陛下のお言葉を拝聴しました。


 とてもお心のこもった、長いお言葉でした。中でも、被災者の悲しみに心を寄せられた後におっしゃられた、次のお言葉が私の心に残りました。



 一方、この厳しい状況の中、被災地で、また、それぞれの避難の地で、気丈に困難に耐え、日々生活している被災者の姿には、常に深く心を打たれ、この人々のことを、私どもはこれからも常に見守り、この苦しみを、少しでも分かち合っていくことが大切だとの思いを新たにしています。



 「祖国と青年」3月号でも、歌人の岡野弘彦さんが「今度の震災でも、政治家が力を失っていて被災地に適切な手が打てないでいるにもかかわらず、被災者の人たちはよく耐えて、自分たちで心の回復をはかっておられる。私はやはり、日本人というのは素晴しい民族だと思います」「両陛下のご存在の大きさを多くの日本国民、ことに被災者の人たちが感じているということを、私たちはもう少し真剣に考えてみる必要があります」と述べていらっしゃいますが、まさに、「気丈に困難に耐え、日々生活している被災者の姿」「両陛下のご存在の大きさ」が思われてならない、今日の日でした。


 両陛下の下で、「今なお多くの苦難を背負う被災地に思いを寄せるとともに、被災者一人びとりの上に1日も早く安らかな日々の戻ること」を心より祈りたいと思います。