皇太子殿下、ニューヨークの国連本部でご講演 | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

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 皇太子殿下は、2月23日のお誕生日に際してのご会見で、「私は、来月初旬にニューヨークの国連本部で開催される『水と災害に関する特別会合』において、基調講演を行う予定になっております」と述べられましたが、そのご講演が6日に行われました。


 以下、読売新聞とFNNの報道を紹介します。


【読売新聞】 


 米訪問中の皇太子さまは6日、ニューヨークの国連本部で開かれた「水と災害に関する特別会合」で、英語で基調講演された。


 皇族が国連本部で講演するのは初めて。同会合は、東日本大震災など世界的な水災害の増加を受け国連で初めて開催された会合で、皇太子さまは「災害に強い社会を創っていこうという私たち自身の強い意志がなによりも必要です」と訴えられた。


 皇太子さまの講演は約30分にわたり、約300人が聴講、国連のウェブサイトでも生中継された。日本が過去に何度も大津波被害を受けながら、復興してきた歴史に言及。「(現代の防災手段と)歴史から学んだ知恵を組み合わせることによって、より良く災害に備えられた社会を創っていくことができます」と語られた。


【FNN】


 アメリカ・ニューヨークを訪問中の皇太子さまは6日、国連本部での基調講演で、東日本大震災の津波による被害などを紹介し、水による災害への備えを呼びかけられた。


 6日、国連で開かれた「水と災害に関する特別会合」は、皇太子さまが名誉総裁を務められている、「水と衛生に関する諮問委員会」などの主催で開催されたもの。


 この中で皇太子さまは、東日本大震災の津波被害を、ご自身が視察された時の写真などを示しながら紹介し、「自然災害の9割を占める水災害への備えは、世界の最重要課題だ」と強調された。


 皇太子さまは「有効な手段や歴史から学んだ知恵を組み合わせることによって、わたしたちは、よりよく災害に備えられた社会を創っていくことができます」と述べられた。


 日本の皇族が国連本部で講演したのは初めてのこと。