本日、参議院本会議で「海上保安庁法」及び「領海等外国船舶航行法」の改
正案が採択され、全会一致で可決されました。
2月28日に法案の閣議決定後、5ヶ月ほど棚上げ状態に置かれ成立が危ぶまれていましたが、224万名を超す国民署名が強い後押しとなって政府・国会を動かし法改正を実現することができました。
この度の法改正により、巡視船艇が違法船舶に立ち入り検査なく「退去命令」を発することや、警察官がいない離島での海上保安官の警察権執行が認められ、尖閣諸島周辺などの領海警備活動は格段に強化されます。
改正2法は、警察と海保の担当海域の分担や告知等の手続きを経て、20日後に施行されます。
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