サラリーマンの多くは、


会社に雇われている、という


従業員感覚を持っています。


だから、何か自分の不利なことがあると、


会社のせい、上司のせいとなり、


自分は悪くない、被害者だ、


という意識を持ちがちです。



でも、そういう意識を持つことに


何か意味はあるでしょうか?


そういう意識を持つことが、


キャリアにプラスになることはありますか?



答えは「ノー」です。


あなたは、自分自身という商品の経営者です。


自分株式会社の社長なのです。


自分自身をどう経営していくか。


このことを考えることは、


働く人すべてにとって必要なこと。


USPをどう設定するかも、


この自分経営と結びつきます。



・自分の人生の目標は何か?



・仕事で何をなしとげたいか?



・年収はいくらほしいか?



まずは、あなたという会社の


経営戦略を立ててください。



経営戦略とは、何をすればいいか?


それは、


・目標の設定



・そのためのマニフェストの設定



・そこから落とし込んで、いま何をしないといけないか



こういったことを決めてください。

USPという言葉、聞いたことありますか?


USPUnique Selling Propositionの略。


日本では「独自の売り」


もしくは「独自の売りの提案」として


知られているマーケティング用語です。



マーケティングの世界で、


USPの成功パターンとして


よく挙げられるているのが


ドミノピザの「30分でお届けします」



Fedexの「絶対に、確実に、一晩で」



わかりやすくいえば、


「特徴」です。



このUSPの考え方を自分にも持ち込みましょう。



自分にとって、


「自分」は最大の商品です。



売り物は「自分自身」です。



あなた自身という商品の特徴はなんですか?


元々、日本人は自分を


プレゼンテーションするのが


得意ではなく、


自分はこうだ、というのは好まれない


傾向にあります。



でも、時代は変わりました。


大企業に勤めていても、


いつ会社が潰れるかわかりません。


リストラも企業の経営戦略として


当たり前の時代です。



また、若い人は、キャリアがない分、


就職が難しくなっていて


キャリアを重ねた人は、


自分のやり方を変えることが


できないだろうと思われ、


採用の枠から外れていることが多々あります。



好む好まないに関わらず、


私たちはそういう時代を生きています。



自分自身は自分で守るしかない。



そういう時代なのです。



でも、守るべき自分と言われても、


どうやって守ればいいものか…



そこで、USPです。



あなたの特徴はなんですか?


あなたの差別化ポイントは?


あなたはいったい何ができますか?



うーん、そんなことを言われても、、、


と思う人もいるでしょう。



でも、大丈夫、


いまあなたに明確なUSPがなかったとしても、


これから作ればいいだけです。



大切なことは、自分のUSPを意識して


今後仕事をしていったり、


勉強をすることです。


それが、あなた自身を


守ることになります。



私は、自分のUSPをこう設定しています。


今の時代、専門性を求める傾向にありますが、


こういう時代だからこそ、


「ゼネラリストのスペシャリスト」


を自らのUSPとしています。


出版社の業務、


経営、編集、営業、業務、経理、人事、宣伝


なんでもできる。



また、


「変幻自在」


というのも、自分のUSPにしています。


環境、状況、時勢に合わせて、変わっていく。


過去の成功にとらわれることなく、


未来に向かう。



そういう特徴を、自ら設定し、


その特徴に違わないよう、


日々意識し、勉強する。


そうすることで、どんどん設定したUSPに、


自分自身が近づいていきます。



まずは、USPを設定するところから


はじめてみましょう。














昨日のブログで書いたように、


テーブルの上に仕事が上がりました。



次は、テーブルの上のいろいろな仕事を


どんどん終わらせていきます。



どんな仕事でも、細かく因数分解していくと、


目の前にあるのは地道な業務、作業だったりします。


交渉したり、調べものをしたり、考えたり、、、


だから、余計なことを考えずに、


ひたすら、ひたすら、こなしていきます。


あなたがサラリーマンなら、会社が仕事場になりますよね。


会社は一人だけの場ではないので、


同僚や上司に話しかけられたり、


電話がかかってきたり、


隣の人の会話が気になったり、


とにかく集中しにくい環境だったりします。


でも目の前にはたくさんの「見える化」された仕事。


余計なことで、無駄な時間を過ごしたくはありません。


自分の集中パターンを作ってください。

私の集中パターンは、


ヘッドホンでJWAVEを聴きながら仕事をすることです。


出版社は、ざわざわしています。


それは会社にとっては活気があり、いいことなのですが、


個人にとっては、いまいち集中力を高めにくい。


そこで、余計な情報を遮断するために、


ラジオを聴くことにしています。


会社によって事情もあるでしょうから、


ラジオを聴いたり音楽を聴くのが難しい場合も


あるかもしれないです。


ですから、自分の得意パターンを作ってください。



社内にいても、会議室など、集中できる場所を見つける。


もしくは、近くのスタバで集中して仕事をする。


今の時代、自分のデスクでないと仕事ができない、ということは


少なくなってきています。


いまなら0円で買えるモバイルパソコンもあります。


携帯とPCがあれば、どこでもオフィス化は可能です。


自分の「集中パターン」を作ってください。