5月から自由契約になったので、FAでメジャーに挑戦します!
……などと、4月1日なら通用した自虐ネタではある。
自由契約とは聞こえはいいが、フリーランスの場合、無職と大差ないからねえ…。
そうはならずに済んだのが幸いではある。
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手前味噌ですが、3月末発売の『アンラベル・トリガー』について、
いまだにスタッフロールで自分の名前が載っているのを見ると、
ちょっと小っ恥ずかしい。
キャラクターで一番顔を見たのはソフィアかもしれない。
総合的に出番が多いからなのと、
作り手目線だと立ち絵の表情を選ぶ際にいつも悩んだから、だと思う。
既に何年もバトルものはやりたくないなぁ…と思っていながらも、
「今作はバトル要素が(多くはないが)ありますよ」と聞いて、半ばうんざりしながら引き受けて開発に参加したのがずいぶん前のような気がする。
これもさだめかと思って、頭の中ではボトムズのOP「炎のさだめ」が繰り返されていた。というか、作業用BGMとして総音楽集のサントラを流していたんだった。
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▼今作開発中に導入した作業用BGM(CDからwma変換した日時を元に)
機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 オリジナルサウンドトラック
交響組曲 ドラゴンクエスト IV 導かれし者たち
ベスト・オブ・ベスト 水木一郎
光の中へ(結束バンド/ぼっち・ざ・ろっく!)
ベスト・オブ・ベスト 子門真人
ベスト・オブ・ベスト 堀江美都子
ヒデ夕樹 スーパー・ベスト ~海のトリトン - 人造人間キカイダー~
串田アキラ BEST WORKS TREASURE
ベスト・オブ・ベスト 大杉久美子
交響組曲 ドラゴンクエスト I
聖戦士ダンバイン 総音楽集
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さて、バトル要素ある作品であってもそのお鉢が回ってきた以上は、
気分的には開き直って、戦闘シーンの演出もやらねばならぬと覚悟して、
可能な限り自分の経験に蓄積されたメソッド(※)を駆使して
やれるだけの事をひけらかすしかなかった。
しかしながら演出上の素材だしを一からやらないといけなかったのは、想定外ではあったが。
※戦闘パートのシナリオ書いたライターから、個人的に(勝手に)「高濱メソッド」と呼んでいる。
目線カットインを多用していたが、過去作の『虚空(そら)のバロック』で使い勝手が良かったのを思い出したからではある。
それもあるが、アニメの「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」の影響が大きい。他にも、最近までYouTubeで配信していた「影の軍団」シリーズも影響がある。
その流れで考えると、実はアントリは時代劇っぽい要素結構あるなあと解釈していたのだが、同意してくれるお客さんは果たしてどれだけいるやら。