DVDボックスを持っているので毎週観る必要は無かったのだが、

それでもつい毎週しっかりTVKのΖガンダム(再放送)を観ていた。

そこで先週に最終回を迎えたので、それを観て久々に思ったのは、

シロッコとの戦いの結果、カミーユが最後ああなってしまったのは、負けた側からの怨念とか祟りの類という、

(作品全体が完全なSF物なのに、と前置きした上で)

極めて和風の概念が映像に使われているのだよなあと。

 

まあ、最後の方は死亡した人達が亡霊のように会話に割って入ってきたりとか、怒り心頭で能力が向上したりとか、

完全にオカルトや和製ホラーの領域ではあるのだが。

 

カミーユは精神崩壊というか、ΖΖの序盤観ていると寝たきりで会話も出来ないような状態にもなっていたから、

脳に障害が起こったのでは?という推測もできる。

映像的には、判りやすくするためにシロッコの死後すぐに影響が出た形となったが、

おそらくは(劇場版のラストみたいに)カミーユがまともに生還できたとしても、

しばらくしたらPTSDの影響で同じような症状が起こっていても不思議ではなかったろう。

ΖΖの中盤辺りでだいぶ回復できたのが、せめてもの救いではあった。

 

だから、劇場版の結末は、ΖΖの第一話に話がつながらないせいもあって、

いまだに納得できないのはそのため。

 

TVKの同じ枠でダブルゼータが始まるそうで、これも毎週観るだろう。

BDボックス買うのにまだふんぎりが付かないでいるが…。