【ポジティブワードが好きな経営者さんへ】PTSDの社員を受け入れることができますか? | エステサロンコンサルの「キズカスカンパニー」テナントサロン・チェーン(多店舗)展開・FC店舗の経営サポート|女性社員の人材育成

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メディア・新聞・コラム実績|エステサロン経営指導の専門家|店舗指導歴25年|指導実績300店舗以上|売上・集客の改善、組織づくりから人材育成まで、トータルに経営を改善する「エステサロン経営コンサルタント加藤」のサロン経営のヒントが見つかるブログ。

いつもご覧いただきありがとうございます。

10年・20年先まで、
お客様に愛され支持され続けるサロンづくり!
エステサロン経営コンサルタントの加藤圭です。

もう一つのブログも【働き方改革】について書いておりますが、
昨年度より、労働問題に真剣の取り組んでいます。



多様化する労働環境に対応するためには、【労働問題】をしっかりと
理解しておくことが重要です。

10年・20年前とは、180度違うということを理解していない、
また受け入れようとしない経営者さんが多いと感じます。

人を育てる前に、時代に合った【労働環境と問題】を理解することが
必要ではないでしょうか?

労務の実務経験のないコンサルタントが、皆さんに安直に指導や対応を
しているようですが、ご自身の会社がとんでもない会社にならないことを祈ります!

さて今日は・・・
『【ポジティブワードが好きな経営者さんへ】
PTSDの社員を受け入れることができますか?』

と題してお送りいたします。

このブログは、スタッフさんを抱えるサロンさん向けの内容です。

自宅サロンや小規模サロン向きの内容ではありません。
スタッフさんを抱える予定のない経営者の方は、スルーしてください!


多様化する職場環境の中、【ADHD】の悩みを抱える方が増えていのも事実。

ADHDを抱える、ある事務職の女性のブログには・・・

・簡単な数え間違いを繰り返す
・何度見直してもミスに気づかず、人に指摘されて初めて気付く
・机の上が汚い。上に積み上げるから古い書類を見つけるのに時間がかかる
・電話中、相手の名前を聞いて秒で忘れる
・電話中、相手の名前を聞くことに集中しすぎて要件を聞いて秒で忘れる
・不在電話のメモを渡し忘れる

と書かれていました。

※転記させていただきましたが、出典先はあえて書きません。


前回書いた通り、特に短気な経営者さんであれば、この女性があなたの部下として
仕事をしていたら、上記のミスに対して無意識に【完全否定的な言葉】で浴びせ、
さらに追い込んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

問題なのは・・・無意識に追い込む。

【ポジティブマインド】【ポジティブワード】が、大好きな経営者の皆さん。

経営者自身は、ポジティブ大好き人間でも、相手にとっては
【超ネガティブワード(否定的な言葉)】を毎日浴びせられていることにさえ、
気づいていない方が多すぎます。


コンサルタントとして活動して、何度かサロン経営者さんから
いわれてきた言葉があります。
それは・・・

「なぜ、加藤さんはスタッフには優しく接するのに、
 経営者には厳しいんですか?
 コンサルタントは、経営者の味方ではないのですか?」


この言葉の裏には「雇っているのは、経営者である私でしょ!」

はい。最初から分かっています。


経営者は、最強の武器として「人事権」を持っています。

気に入らない、仕事のできないスタッフを【切り捨てる】ことができます。
しかし、スタッフさんは経営者を【切る】ことができません。

サロンで働いている人の中で、誰が一番の弱者でしょうか?

ミスを繰り返してしまう、PTSDを抱えるスタッフも、弱者の一人です。

・簡単なミスを繰り返すしていまう。
・机の上が汚い。
・相手の名前を聞いてすぐに忘れてしまう。

仕事を教え、厳しく指導をすれば、治るという問題ではありません。


このような課題のあるスタッフさんでも、ポジティブワード好きな
経営者の皆さんなら、<span style="text-decoration:underline;">根気強く、毎日優しく接することができますよね?

またスタッフさんを【人財】と言っている経営者さん。

大事な人財を【退職へ追い込むような行為】は、
これまで一切したことはありませんよね?

外(世間)に対してカッコイイことを言っても、
できていないなら考えを改めるべき。

クライアントさんの皆さんに、私が日頃から伝えていることは・・・

「退職しても、また戻ってきたい。気楽に戻ってこれるお店(サロン)にすること」

私はこれをゴールとして、人材育成の指導を行っています。

はっきり言います。

こういうお店を作ってきた現場実績のあるコンサルタントしかできない仕事です!

頭でもわかっていても、実際にこのようなお店になるために
1日や2日では、作れないんです。

だから・・・
加藤はスタッフさんに対して、特に優しいんです。


スタッフさん一人一人、差別をせず毎日接してこそ、このようなお店ができるのです!

最後に人材育成のお話になりますが・・・

今後は、PTSDに限らず、外国の方、またLGBTの方などへの育て方や接し方は、
さらに複雑化していきます。

現在、PTSDを抱えるスタッフさんがいるのであれば・・・
【否定するのではなく、受け入れ、ご本人が楽しいと
思える仕事を見つけてあげること】

が、最初の一歩です。

ポジティブワード好きな経営者さんなら、
すぐにできることですよね?

今日は以上です!