運動と熱中症と水分補給

梅雨が明けてから気温も一気に上昇しましたね
最近では37度という日もありました

気をつけないといけないのが熱中症
ニュースでも1000人以上の人が運ばれています。

運動している人は元気な人が多いので自分は大丈夫、と思っていませんか
運動すると熱量が発生し普段以上に体温が上昇してしまいます


体温を下げるためにからだは放熱しようとします
・暑いと感じ副交感神経が優位となり皮膚の血管が拡張し、多くの血液が流れるようになり外気へ熱を伝えて体温を下げようとする
・汗(汗腺からの発汗)をかいて蒸発する際に気化熱を奪い体温を下げる

発熱量に見合う放熱が行えないとバランスが崩れ機能障害が起こります。
熱中症もそのひとつです。

発汗することで体液が汗として出ていき、その体液には水と電解質が含まれています。

電解質とは
ミネラルと微量元素が水に溶けて電気を帯びたもの。
ナトリウム、クロール、カリウム、カルシウム、マグネシウム、(イオン)などがあります。
そのなかのナトリウムは神経や筋肉の細胞の働きに必要不可欠なのです。
これらが発汗によりなくなると、脳はこれ以上なくなるのを防ぐために発汗をストップさせ体温は上昇し、やがて熱中症に陥ってしまいます
こうならないために体温を下げ放熱してあげるのも大切です


対策
木陰で休み、体温を低下させる
氷や水なので冷やすのも効果的
しっかり水分補給

脱水時に水を飲んでも熱中症は防げない。
発汗でナトリウムが減ったときに水を飲むとナトリウム濃度が低下する。
なので水と一緒にナトリウム(塩分)もとりましょう
効率いいのが、その名の通りスポーツドリンクですね
スポーツドリンクには糖分も含まれ糖質があると水とナトリウムの吸収がよくなります
最近では経口補水液というのもありますね
経口補水液とは、食塩とブドウ糖を水に溶かしたものです
スポーツドリンクより電解質濃度が濃いためより症状がきつい時に適しています



気をつけること
一度に大量に飲んでも吸収されにくく、のどが渇いてからの補給は遅いので、水分補給はこまめに、早めにとり、運動中は15分ごとくらいに一口くらいは補給しましょう
スポーツドリンクには糖質が多めなので大量に飲むと糖質の摂取が多くなりすぎるので、長時間運動する人は、薄めて飲むか、水などと交互に飲んでくださいね


これからどんどん暑くなりますが、体調には気をつけ暑さに負けずがんばりましょう
時には休むことも必要なので無理なさらないように
今週末はテニスできなかったので、来週はしたいです



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整骨院こころ

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