テクニックではなく、まず想いであり理念であり、その人、その企業に合致した経営戦略を脳を振り絞って作る必要があり、しかも、「何度も作る必要がある!」と、話されました。
やっぱりそうですよね!!
そこはやるしかない!
一番大切なミッションは、「生き続けること!」
であり、
在り続けること!
存続しつづけて社会に必要なことを提供し続けること、だと熱弁されました。
なるほどです。
継続は力なり、ということもありますが、谷口先生の言われているのは、もっと深い意味ですね。
生き続けないといけませんね!
その中でも、
創業計画のときの主柱にすべきことは、「社会貢献にどうしたら叶うか?」であるとのことです。
それに必要なことは、なんといっても専門家としての人脈作りが大切だそうです。
そこから、以下のポイントを抑えていきます。
・新規参入障壁を作る
・既存の先行者との違いを打ち出す
・競争優位性とともに、社会貢献性が価値となる。
・エシカル(倫理)商品のアピール。
◇優位性の3条件
①独自性
②永続性、変化対応力
③具現性、顧客が必要とする価値を具体的につかむ
ということになります。
そしてさらに、
◇あなたの企業の価値を示す2つの質問◇
という方法論もお聴きしました。次の2つです。
①今、あなたが仕事をやめたら、どれくらい困る人が居てますか?
②その事業を再開しようとしたら、どれくらいの時間と資金が必要ですか?
さて。
コンサルの本音としては、「やめといた方がいい」という事例やクライアントさんもあるそうです。
丸投げのクライアントさんは、そもそも、ビジネスに向きません。
わかるなぁ。それ。
同業者などでも、仕事のできないタイプはそう。。。
他人に頼ってもダメです。
「本人が考えに考え抜いた上で、馬上、枕上、厠上で無風の瞬間にインスピレーションが生まれる」という言葉もあるとのこと。
その他、事業撤退水準を設定するというお話もうかがいました。
講演会を終えての懇親会では、聴講中にもっと聞いてみたかった、次の点について深堀りさせていただきました。
それは、
「セリングとマーケティングは違う」
ということでした。
売るのではなく、売れる仕組みを作って「売れる」のがマーケティング!
納得の話でした。
その他、
◇インナーマーケティング
◇地図にドットマーキングする
◇高齢化よりも少子化
(特に韓国が危うい!出生率が1を下回っている)
◇ビジネス成功の一番のコツは?
◇創業計画書はまず何から?
(理念?オリジナリティ?収支予想?社会貢献?)
などのお話もお聞きすることができました。
大阪府下に経営に関する士業として、税理士は8,000名、中小企業診断士が2,000名、社会保険労務士が5,000。
谷口先生いわく「厳しい試験でした」と、おっしゃってました。
勉強になりました!