「月の岬」
出てくる登場人物たちが、いるいる！と思う人たちから、不思議な役回りの人まで様々。
それを演じる役者たちの出自もさまざまです。
とはいえ、この４人はみなさん劇団出身者。
蜷川さんのところを劇団と言っていいのかわかりませんが。笑
まずはニナガワスタジオ出身、岡田さん！今回の方言指導も担っています。
私たちすべての俳優が頼りにして、そして演出家の直子さんまで頼りにしています。
岡田さんのシーン、いつも楽しくて自然とニコニコしちゃう。なんでしょうね、枠からはみ出ているからこその、私の大好きな「味のある」俳優さん。
私は稽古中お席が隣なので、いつもいつも二人でいろいろお話しさせていただき、本当に幸せな時間だなと思うのです。
私自身たくさんの先輩に囲まれて育ったので、先輩がいると本当に落ち着く！ありがたい！
岡田さんの横にいるのは大浦和美役の松平春香ちゃん。
はるちゃんは青年座の女優さんです。素直で謙虚で、でも芝居は挑戦的で思いっきりよく、清々しい気持ちになさてくれる女優さん。
根っこの太い感じがするはるちゃんの芝居、いいなーと思っているも見ています！
みんなに愛されているはるちゃんです。
その和美の夫、大浦幸一役を演じるのは文学座の奥田一平くん。
一平くん、さすが文学座の俳優さん、という佇まい。
誰にでも物おじせず人懐っこく話しかけ…演出家の直子さんが「一平がいないとなんだか静かだ！」というくらい、ちょっと場の空気が静かになると盛り上げてくれる気遣いの人。
このはるちゃんと一平くんの夫婦、最高に好きなんだな、バランスが。
いいコンビであります。
こちらは江頭役の山中志歩さん。青年団の女優さんです。
平田オリザさんがこの芝居を上演したのはかなり前のこと。だからきっとしーちゃんも見ていなかったでしょうが、この佇まいからは、なるほど青年団！と思える空気感が！！！
江頭さんは出番は少ないのですが、この世界に鮮烈な印象を残していく人物。
しーちゃんの持つ独特なテンポ感と空気感がまたこの世界に一石を投じる役目を果たしています。
さて、稽古も残りラスト一週に入ってきました！
でもここからがスタートのような気がしています。
どの役も変わっていくことを恐れず最後までもがきたいと思います。
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unrato公演
「月の岬」
作 松田正隆
演出 大河内直子
【公演日程】
2024 年 2 月 20 日(火)~3 月 3 日(日)
池袋 芸術劇場シアターウエスト
【入場料】(全席指定・税込)
一般 7,700 円/サイド席 6,600 円/学生 4,000 円
2月23 日(金) 18:30
24 日(土) 14:00 / 18:00
25 日(日) 14:00
26 日(月) 休演日
27 日(火) 14:00
28 日(水) 14:00 / 18:30
29 日(木) 18:30
3月1 日(金) 14:00
2 日(土) 14:00 / 18:00
3 日(日) 14:00
【出演】
陳内将 梅田彩佳 谷口あかり
石田佳央 田野聖子 岡田正
奥田一平 松平春香 山中志歩 赤名竜乃介 天野旭陽 真弓 金子琉奈