あ、You Tubeにあったなんて!

http://www.youtube.com/watch?v=2bAOnzIu70k&feature=related

 ずっと気になってた80年代のラップ。
 『rapping duke』
 デジタルデータを持っていなかった。
 ジョン・ウェインの真似でラップする、非常に早い時期のパロディ。
 しかし、音楽的に優れたノリを持っている。

 しかも白人右翼のジョン・ウェインに黒人音楽をやらせるという発想において、素晴らしく批評的でクレバーなラップなのだ。
 こういうラップの批評性が、当時極東でヒップホップをやりつつある自分をどれほど励ましたか。

 ちなみに、「細野のCOME BACK」を作る際の打ち合わせで、俺がイチオシした名曲で、BPMののろい感じもやっぱり今聴いても好きだ。
 

 Doug E. Fresh & Slick Rick『The SHOW』と並んで、俺がヒップホップ史上、強く影響を受けたナンバー。


 ある種クリプレ的に皆さんに教えてしまいますが、これまた非常に早い時期に現れた女性ラッパー(確かトレヤドンニャとかいう。アナログ盤はYO-KINGにあげちゃった)、『boogaloo』という12インチも、俺には重要。

 この『boogaloo』のアプローチは、現在のヒップホップでも誰もやってないと思う。
 世界的に。


 あとはZ3MC'S
 ただし、こちらはラップの乗せ方ではなく、トラックが刺激的で。

 
 俺の偏愛するオールドスクール。



 結局眠れなかったので、You Tubeさまよううち、こんな話に……。