ドライブ船のドライブ整備ではあるが既にメーカーから部品が出ない年式で分解するにも錆と潮で固まっており、しかたなくベアリング取り外しは溶断でシャフトのベアリングブとシール部に溶断傷をつけてしまった。との事で修理依頼で持ち込まれました。この手の依頼はよくある事ですが、この後摩耗部と傷部を溶接で肉盛りし機械加工で仕上げて終了となりますが問題は芯振れで溶接で肉盛りすると必ず溶接熱で歪と曲がりはでるのでその辺のノウハウがないと使い物にならなくなります。

溶接後に仕上げて芯振れ測定。スプラインクリアランス以下の1/100mmで終了。