心理セラピストを目指して
日々勉強しています
よしおかせいこです
読んでいただきありがとうございます！
今日は昨日の続き
【後編】です
↓前編はこちら
「人間関係いつも上手くいかない
人との境界線について」
前編では
境界線とは何か
引けてない人のタイプなどを
お伝えしました
今日は
境界線はどのようにして
形成されていくのか
境界線を引けるようになるには
どうすればいいか
を書いていきます
境界線はどうやって形成されるの？
生まれてすぐ赤ちゃんは
母体から切り離されることに
とても不安と恐怖の体験をしています
なのでもう一度
安心感を得たいと
愛着を築こうとしていきます
2歳ごろになると
イヤイヤ期に入り
自立性が芽生え始めます
「イヤ」と感じるものと
自分自身を切り離そうとします
ここで境界線が生まれます
３～４歳になると
親以外の他者との社会性を
身に着け始めます
お互いの「イヤ」を尊重し合う
関係性を学び築いていきます
つまり生まれてから
幼少期の間に
親との間で
相手と自分は異なるひとりの人間
として尊重し合えることを
体験し感じることで
境界線を形成することができます
境界線が形成されるために必要なことは？
①健康な家族であること
安定性があること
子供が安心して
ここに居られると感じられること
②子供が中心にいると感じられる環境
子供が私の痛みを共感してもらえる
私が中心にいるという感覚が
もてる環境
③家族以外に応援してくれる人がいること
逃げ場所がある
助けてくれる人がいる
これが健全な境界線が
引けるために必要なこと
親は子供のやりたい事を尊重し
子供の人生に線を引いて
行動の責任を持たせながら
親離れ、子離れを完成させていく
ことで境界線が引けるようになります
境界線が引けない人の原因とは？
家庭の中がいつ壊れるかわからない状況（不安定）
常に両親がケンカをしていたり
暴言暴力が飛び交っている
誰かがいつも泣いている
親が支配的・過干渉・過保護
「あなたのために言ってるのが分からないの？」
「言うとおりしないんだったら
～してあげないわよ」（脅し）
「いう事聞けない子は、この家には要りません」
「あなたのためにやってあげているのに」
「親の言うとおりにしていたらいいのよ」
「あなたはお母さんの味方よね（泣）」
みたいな
子どもの意思を尊重せず
一方的なコミュニケーション
暴力を奮わなくても、言葉や態度で攻撃する
コントロールする
このように
親がずけずけ
子供の心の領域を踏み越えて
入ってくると
境界線の発達ができません
境界線が引けていないと
感じる原因には
幼少期の親子関係を
振り返ると理解できますね
どうすれば境界線が引けるようになるのか？
境界線は大人になった
何歳でも
今から引けるようになります
そのために必要な事は
①他者と自分は違う人間であると
自覚すること
②相手に自分の気持ちがわかってるだろう
と期待しないこと
③自分の価値観を押し付けないこと
④勝手に人の領域に入って
お世話をしないこと
そして行動で
①人との繋がりや絆を作ること
②人との境界線を意識してみる
③境界線を引くことは
相手を突き放すことではない
相手を否定したり拒絶している
ことではないと認識すること
いま私、この人の境界線を越えようとしてる？
過剰に相手のことを気にしているのは
私の方だなとか
いったん立ち止まって
自分の感情や行動を
俯瞰してみると
いろいろ気づいていきます
でもいざ境界線を引こうとすると
恐怖が湧き上がってくることが
ありますので
その時は無理してはいけません
余計に恐怖を強化してしまいますのでね
絆を作るというのは
人と安心して繋がれる感覚のこと
自分の中に安心安全を作ること
これが大切です！
とは言ってもなかなか
自力ではできないです
その時はセラピーを頼ることを
おススメしますよ
何を隠そう
このあたくしは
境界線が引けてないために
人間関係に悩み苦しみ
限界が来て
セラピーを受けに行きました
目から鱗でした
セラピー後は
ほんとに変わりました！
自分でも境界線が
引けるようになったな～と
実感することがあります
ほんとに楽になりました
あ、でもバッチリ完璧に
境界線引けてます！
ではないですよー
あ、また越えちゃったかも…
越えようとしたな
と思うことも多々あります
私が思うのは
人間関係の悩みが
完全に無くなることは
ないと思っています
境界線もずっと
バッチリ引けてます
なんてことはないでしょう
でも大事なことは
人間関係で悩まない自分になりたい
ではなく
悩みながらも
自分が成長する
気持ちを忘れないで
進んでいく
自分の思う人生を
生きていけるようになること
なんじゃないかな～と
思っています
境界線の問題は
ほんとに深いな～
と思います
もっと勉強していきます
ではでは
今日はこのへんで～
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
良かったらこちらの動画も
参考にご覧ください
↓↓↓↓
