みんなが信じたことが真実。 | seikomaruのブログ

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劇団TIME LIMITS主宰。芝居のコトだけじゃなく、色々なコトを自由気ままに書いて行きます☆

海外旅行の何が良いって、

一時期、日本のニュースが遮断されることですよね。

 

あまり、海外ホテルでテレビをつけることがないし、旅行中にわざわざ日本のニュースを見に行かないので、情報がある程度遮断されるんですよ。目の前にある街並み、知らない言語の洪水、そういうものに集中している時間というのは、案外リフレッシュを促す最大の役割をしているのかも知れないと思う今日この頃です。

 

日本の旅行中だって、私はほぼニュースを見ない様にしますが、やっぱり耳に目に入る言語は全て理解出来てしまうので、どうしても一定の情報は入ってきてしまいますよね。

 

携帯電話がなかった時代と比較すると、今の私たちが浴びている情報量というのはすごい量になっているそうです。その中には、当然ですがフェイクニュースや、意図的にゆがめられた情報も沢山ありますので、もはや情報の真偽すらわからない状況。

 

そして、全世界が一気に同じようなニュースを流せば、どんな嘘も偽りも「真実」として広まってしまう時代なんだよなと思うと、本当に怖いですよね。

 

最近、また有名人の訃報が続いていますが(とはいえ、私は良く知らない人が多いのですが、、、)、その情報に耐えられなくなってしまった人も多いのだろうなと思います。

 

他人からしてみれば、自分が嘘だってわかっていることを広められても毅然と気にしなければいいじゃないかと思うところもあると思いますが、嘘だとわかっているのに、どんなに言い訳をしても真実だと思い込んでいる人の気持ちは変えられないと分かった時の絶望って、本当に計り知れないと思うんですよね。

 

そう思うと、真実って、本当のコトではなくて、みんなが信じた事、になってしまう時代なんだなと思います。

 

でも、これまた本当のところは誰にも分らない事ですが、大谷選手の件も、彼の生き方とか、今までの対応とかを総合的に考えた時に、こんなことをする人じゃない、と思う人が多いという事は、やっぱりその人の生き様が最終的には自分を救う事になることもあるのだろうと思います。

 

だから、自分自身も誠実に生きないといけないなって思うけど、それにしても、世界の情報を一斉に遮断する日とか、地球全体で決めればいいのにね。

 

それはそれで、そこ目がけて良からぬことを考える人も多いのかなあ、、、

 

難解な時代。