アリヤバル寺院を降りて行く中で、みんなでキャッキャ言いながら降りて行きました。
途中で、韓国のおじちゃんに『日本人?』と話しかけられたり、英語を話すけどアジア人なので、中国なのか、香港なのか、そちらの方に吊り橋の所で写真を撮って欲しいと頼まれたり、なんだかんだ色んな人との交流があって楽しかったです
異国の地での交流って楽しいよね。
テムさんと一緒に。
遠くの岩肌に、神様が描かれています。
吊り橋は、高所恐怖症の人は怖いかもね!
本当に絶景ですー
そして、これで3人全員が入っている写真を撮れました!(笑)テムさんがゆりを撮り、ゆりが私を撮り、私が3人を撮るという図。
なんか、今回の旅はみんながみんなを自然に撮りあっていて、でも、景色を眺めるだけの時にはぼーっと眺めてというテンポがとても合うメンバーだったので、本当にストレスがなかったです。
最後、出口を出た所にアイスクリーム屋さんがあって、テムさんがソフトクリームをご馳走してくださいました
とても濃厚で美味しかったです
さてさて、アリヤバル寺院を出た後は、今夜からの宿になるゲルに向かいましたー。
入り口から広い道がメインの建物に向かっていて、とても素敵でした。
着いて早々に、この突き当たりの建物がレストランで、ランチをいただきます。
これは、牛肉の煮込みだったかなー。とてもおいしかったです。
そして、ビジュアル良くないのですが(笑)、毎食後に出るヨーグルトデザートがすごく美味しかったです!
今回、もともとのツアーに含まれていたスターリゾートが多分いっぱいで、違うツアーリゾートになりましたが、こちらもとても良かったです。
荷物を運んでくれる、テムさんとボルドさん。
こんな感じで、私たちのゲルはしっかりとした作りのものでした!
2人なのに4人部屋。(笑)
そして、ここでトラブルがあったのですが、私たち、過去にアフリカなども行っているので、旅についてのトラブル耐性というか、ある種の諦めや割り切りが強すぎて、最初に案内されたゲルが、なんかどーも綺麗じゃないし、トイレとシャワーも一応あるのですが、釘が出ていたり、なんかね、ちょっと汚いんですよ。
でも、こんなもんか、程度に思っていたら雨が降り出しました、途端に雨漏りし始めたんです!
それでも、パニックにならず、冷静にビニール袋を置いて対処していたのですが、その雨漏りで壁のペンキが落ちてきて、さらに雨が電気を伝って落ちてくるので、これは感電が怖いというところまで行って、これはテムさんに相談しようとなりました。
で、いざ、相談しに行こうと思って部屋に鍵を閉めようと思ったら、今度は鍵が閉まらなかったんです。しかも、なんか部屋の番号と鍵に書かれている番号が違う、、、
あらゆるがあり、とうとうテムさんに話したらすぐにスタッフを呼んでくれたんですけど、スタッフさんが、すごい怪訝な顔してゲルに来たんですよー。
で、何も言わずに出て行ったのですが(笑)、結局ね、私たちが入る予定だったゲルは、案内された所じゃなくて隣だったんです
で、テムさんがゲルに案内してくれた時に、場所を間違えていて、しかも、そのゲルには鍵がかかっていなかったので気づかなくて、ホテル側は、いやいや、そこ雨漏りしてるからお客さん入れる予定なかったし!みたいなすれ違いがあって、結果、隣の正しいゲルに移動しました!(笑)
私たち、ハンガーとかトイレットペーパーとかタオルも持参しているし、旅先の、特にゲルに豪華さなんて求めてなかったから、期待値が低かったんですよね。なので、雨漏りしてもこんなもん?という感覚で(笑)、耐久性があり過ぎるのも問題だなと思いました
これ、文句ばっかり言う人と来ていたら、すぐに聞いていたかもですが、私たちの諦め度合いが強すぎた。(笑)
と言う訳で、無事に雨漏りしないお隣のゲルに移動したのですが、まあ、こちらも2日目の夜に激しい雨が降ったら、多少壁に染みてきたので、このゲルの構造自体が雨に弱いんだなーと思います。
という訳で、決して快適ではないけれど、このサバイバルな感じも含めて私たちは楽しかったのと、ベッドも四つあって広かったので、特に不自由はしませんでした。
蝿が多くて、10匹くらい飛んでいることもあって、それを外に追い出すための苦労は大変でしたが、そんなところも草原の中にいたら諦めに変わるというか、、、人は環境に順応するものですね
こういう環境に文句ばかり言う人と、この場所来たら絶対険悪になるので(笑)、ゲルは一緒に行く人を選ぶ場所かも知れません
柄の模様も可愛いし、そして同じリゾート内に、いろんな種類のゲルがあります。
ゲルのすぐ後ろに小高い丘があって、そこを上がって行くと上からリゾート全体を見渡せてすごく素敵な景色でした。
モンゴルには高山植物がたくさん咲くので、本当に色鮮やかな花がたくさん足元に咲いていました。
レモングラスの様な香りもするので、草原は本当にすてきでした。
この日は、ゲルに到着した後、実はハイキングに行く予定だったのですが、雨が降ってきてしまったのと、すでにかなり歩いていたので、ぬかるみもあってハイキングはやめて、ゲルの周りでのんびりお散歩していました。
そして、この日の夕食は遊牧民のお宅にお邪魔して、お母さんにモンゴルの伝統料理の作り方を教わって、みんなで一緒に食べました!
羊肉とネギなどを入れた、餃子の具の様なものを作り、小麦粉で作ったモチモチの皮に包んで蒸します。包むのをやらせてもらいましたが、いわゆる餃子を作る感覚なので楽しかったです!この作業は日本人も得意かも
お家にお邪魔する手前には、絵のように美しいお馬さんたちがいました。
こんなふうに、包み方を教えてもらいます。お母さんは、手早くてうまい!
本当に住んでいらっしゃるゲルの中は、ご家族の写真があったり、テレビなどもあったり、とても機能的だなと思いました。
外には太陽パネルがあったのです、ソーラーシステムで電気を賄っているそうです。
外から見ると、ゲルはこの様な感じです。入り口は低いので頭をぶつけない様に入るのですが、中は案外広いです。
蒸し立てのお料理は、モチモチで本当に美味しかったですー!
この、部屋の真ん中の鍋で、ミルクを撹拌しています。
なんか、外の景色も含めて、いやあ、モンゴルだなーって思いました。
この遊牧民のお宅の娘さんたちは、都会に住んでいるそうです。ご両親はまだ遊牧生活でゲルでの生活をしているそうです。色んなご家庭があるんですね。
お腹いっぱいになってから、車でのんびりゲルに戻り、そこからはゆっくり過ごしました。
夜になったら、外に出てみたら星がとても綺麗で、なんと、携帯電話で北斗七星がちゃんと撮れるくらい空が綺麗でしたー
見える時と見えない時があるそうですが、この夜はちゃんと星が見られてとてもよかったです。翌日の夜は雨が激しかったので星は見られなくて、この日だけこれだけクリアに見られました。
息も白くなる中、外に出て必死に空を見上げて、なんだかすごくそれが楽しい時期でした。
最初、明るい部屋から外に出たので、目が暗闇に慣れていなくて全く星が見えなかったんですね。でも、暗闇に目が慣れてきたら、空一面に星が見えて、暗い中にいないと見えないものもあるんだなーと思ってしまいました。
なんだか、ものすごく楽しい夜だったし、ゲルの寝心地もとても良かったです。
これで、テレルジでの1日目が終わりました。
朝から盛りだくさんの1日でしたが、とにかく自然に囲まれ、空が近く、風の気持ちよさに癒された1日でした。
なんか、やっぱり旅って良いものですね。