私は妊娠してから
不安になると沢山の妊婦さんのBlogを呼んで
励まされてきました。
私に起こった妊娠経過を書き記しておきたい
そうと思うようになりました。
毎週火曜日10時に『私のカルテ』を
更新します。
誰かの希望になる事を祈って。






次の病院まで『42時間』




時間の許す限り
子宮頸管妊娠について調べました。




本当に色んな症例やブログなど読ませて頂きました。



ありがとうございました。




〜子宮頸管妊娠〜

・子宮外妊娠のなかでもかなり稀な10000例に1例くらいの疾患


・抗がん剤は妊娠が進んで胎嚢がでかくなることによる大量出血を防ぐ為、抗がん剤で妊娠を止めるのに必要な処置


・出血をしてしまうと子宮摘出を余儀なくされる場合も珍しくない




つまりは宝くじに当たったような症例で、出血してしまうことが一番の危険ということを理解しました。




しかし安静にばかりはしていられません。




次の日は神戸に仕事で新幹線移動。
今までにはない緊張感のある移動。




いつもは貧乏ゆすりしたり落ち着きのない私も、ただただ動かないよう、とりあえず仕事を無事に終えて東京に帰るまでは出血はしないようにと祈りました。




駅間の長い新幹線の途中で大量出血なんてした日には私は終わり、、、




ただただ祈るばかりでした。




そして私と同じくらい主人と母は祈っていたと思います。




主人と母には病院終わりに電話で状況を話しました。




まず初孫を楽しみにしていた母には、妊娠を確認してからサプライズをしようと思っていたので、妊娠すら告げていませんでした。




なので妊娠したと言った瞬間喜び、

でも産めないといった言葉に疑問を抱き、

子宮外妊娠と言う言葉に驚き、

すごく稀な疾患と知り、何故私の娘が?と嘆き、

もし出血したら

子宮摘出又は私も危ないらしいと言うと、

もう言葉がでない状況で、、、

まさに天から地に落とすような報告になっていました。




主人も良い報告しか想像していなかったので、妊娠でそんな恐ろしい事があるのかと、とても驚き、、、




そして妊娠を望んでしまった自分を責めながら、私がいなくなるかもしれないという恐怖を感じていたそうです。




そんな主人に




大丈夫だよ!
今回は諦めてまた頑張ろう!!




って言えるほど私は強くなれなかった。




だってもしかしたら子宮なくなっちゃうんだもん。そんな無責任な事励ましですら言えない。怖くてしかたない。




妊娠
だって妊娠
病気じゃない
妊娠がこんな怖いことだなんて
誰も言ってなかった。




私は暗闇の中にいました。





その中治療を乗り越えて、新しい命を授かり出産されてる方もいました。本当に強いなと思いましたが、、




しかし私は42時間でそんな気持ちになれず、、
もう煮るなり焼くなりしてください。






最悪子宮も諦めます。
私は命あればいいです。




主人と母が悲しむ姿だけは見たくありません。
命それだけでいいです。
それ以上は望みません。




それが42時間かけた結果、
私の治療への覚悟でした。




でも42時間後、、、
夢にも思わなかった奇跡があったんです。