こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザーの渡部夏代です。
https://sapporo-kataduke-bz.com/
北海道も気温が高い日が多くなり、夏らしくなってきました。
先日、引っ越し後の片付け作業のご依頼がありました。
どのように収納して良いかわからないとのことです。
お邪魔して荷物を拝見すると、物はきちんと分類されており、日頃から整理整頓を心がけていらっしゃる様子がわかります。
しかし、一度に自分の荷物を全て大移動して、新しい場所に収めるとなるとどうしてよいのか戸惑ってしまうようです。
それだけ、人は多くの物と関わって暮らしているということなのだなと、改めて思いました。
どうしてよいかわからない状態をそのままにして生活を続けてしまうと、あとあと困ったことになりやすいです。
例えば、ダンボールに入れたままにしておくと、いつまで経ってもすっきりしないです。忘れてしまうこともあります。
また、ダンボールに入れたものを使いたい時、取り出しにくくて結局使わなくなってしまうこともあります。
今回、空間の使い方や、物の位置、適正な量などしっかり踏まえた上で最適化のご提案をさせていただきました。
消耗品とそのストックの収め方がポイントになりました。
例えば、今使用中のサランラップとストックとして買い置きしている在庫が3～4本あったとします。
全て同じ場所に保管する場合、全部でどれくらい持っているかはひと目見ればすぐにわかります。
しかし、今使っているものと使っていないモノが混在していることになります。
取り出す時にじゃまになったり、使用中がまだ残っているのに未使用を開けてしまう場合もあります。
どっちが良いのか正解不正解はありません。在庫の量にもよりますし、何より持ち主にとっての使いやすさが大切です。
今回、消耗品は他にも洗剤やスポンジなど多種にわたるので、「ストック置き場」を設けることにしました。
※イメージ画像です
引っ越しした後、間取りや収納空間が変わることによって、収納方法の変更が必要な場合も多いです。
早めにどのような収納方法にして、どのように使っていくかを決めておくとその後の暮らしがスムーズになります。
作業を終えた後、日差しが西に傾いて優しくすがすがしい空気感でした。
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