溜めたものをなんとかしなければ・・・、と思うとき、
空間をスッキリさせることを目的に
ものを処分すると、しんどくないですか?
それよりも頭の中がスッキリする片づけがおすすめ。
頭の中をスッキリさせるうちに、
結果的に、空間がスッキリします。
始めからスッキリ空間を目指してしまうと、
どうしても捨てる作業を急いでしまい、
捨てることが目的になって、
しんどい作業になってしまうと思うのです。
捨てることを急いで、
「捨てたくない」と思う気持ちを振り切って、
ムリをしてでも捨てて「後悔した」というお話も聞きます。
なぜ今これを手放すのか、その理由に気づくことは、
欠かせないことです。
その理由に気づくと、すんなり手放せるようになるからです。
逆に、自分が納得していないものまで無理に処分するのは、
どんなに苦しいことでしょう・・・。
たとえ空間がスッキリしたとしても、
ものを抱えていたときとは別の、
モヤモヤ感が残ってしまいそうです。
そのモヤモヤが、リバウンドの元にもなりそうです。
片づけを気持ちよく進めて、気持ちよく終えるためにも、
ムリはいけません。
友人から、「大量に捨ててスッキリした」という話を聞いて、
自分も、と思ってやってはみたけれど、
うちの中も気持ちもスッキリはせず、モヤモヤが残った・・・
という受講生の方がいました。
一方、雑誌の取材で出会った方は、
食卓そばの引き出し4つを4時間以上かけて、
1つ1つ点検して片づけ、
終わったあと、
「頭の中がスッキリしました!」とおっしゃいました。
頭の中がスッキリしたと同時に、
引き出しの4つの役割が見つかって、
引き出しの中も、食卓まわりもスッキリ快適に。
日々の片づけを気持ちよくできるようになられました。
自分に必要なものを把握し、納得して不用品を手放せて、
ものとの付き合い方をつかんだのでしょう。
だから、頭の中がスッキリしたんですね。
空間をスッキリさせることを目的にした片づけは、
しんどいばかりで気持ちよくないはずです。
それよりも、頭の中がスッキリする片づけ方がおすすめ。
結果的に空間がスッキリしますよ。
![管理されたキッチン](https://stat.ameba.jp/user_images/20150225/15/seikatsukobodo/66/34/j/o0500037513228452901.jpg?caw=800)