今週からは、減災につながる
ものとの付き合い方や収納のお話をしましょう。
快適・安全に暮らし続けるには、
「暮らしを管理する」という意識を持つことが
第一歩です。
不要なものが溜まったり、雑然とするのは、
出しっぱなし、しまいっぱなし、の結果。
つまり、ものを管理できていないからなんですが、
講座の参加者のお話を聞いていると、
そのことに気がついていない方が多いように感じます。
講座で出会う方は、
溜まったものをどうやって処分しよう、
どうやってスッキリした空間を手に入れよう、
と悩んでいる方が多いです。
そういう方々は、
「ものが多いから捨てなくちゃだめですよね」
と、言われます。
中には、業者さんに頼んで一気に大量に処分した、
という方もいますが、
その数年後・・・、再びものが溜まってしまったそうです。
一方、講座への参加をきっかけに
快適・安全な暮らしを手に入れる方もいます。
その違いはどこにあるのでしょう?
講座をきっかけに変わった方は、
ものの置き方やしまい方を試行錯誤したり、
適量つまり、自分で管理できるものの量を考えて、
暮らすようになったからなんですね。
自分の暮らしに合ったルールは、
暮らしながら、見つけていくもの。
そして、暮らしの変化とともに、
ルールもまた、変化していくものです。
快適で安全に暮らすためには、
「暮らしを管理し続ける」ことが欠かせないのです。