おはようございます！
福の神が棲みつくおそうじ の aico です。
福の神が棲みつくおそうじ【床編】はこちらから↓
『床の埃、どうやって掃除します？』
『それやったら、逃げますよん♪』
『今は楽しくてしょうがないＷＷ』
『学校でやったなぁ・・・掃除のあとの●●』
おそうじの神さまに教えてもらった福の神が棲みつく最後のおそうじが・・・・
『雑巾がけ』
最後の最後が雑巾がけってなんか・・・シュールよね。。。
四つん這いになって掃除するのも大変だからクイックルワイパーのウェットタイプで拭いちゃうのもありかな♪
「あーーーーあ、そうやって神様を足蹴にするから、あんたのところには福の神が来ないんよ。」
そうじの神さまは頻繁に来ますけどね。。。。
「なに？その、有難迷惑的な言い方は！！」
もうほら、すぐカッカする。。。神様がそんなに短気だと本当に損しますよ。。。
「なんか、突然大人になって宥められてるわ。。。」
なんというか、神さまとの会話なんだからもう少しそれらしい会話をみてみたいなと思いまして。。。
「ちゃんとしてんじゃん。」
これが、神さまとの全うな会話だったら世の中の神さまみんなふざけてるよ。。。
「そう？でもこうやってざっくばらんに話せた方が身近に感じられるし楽しくない？？？」
楽しいかどうかは置いといて、確かに身近には感じますね。
「そこ、重要でしょ！楽しくないと会話したくなくなるでしょ！
それに身近に感じられないと、またみんな神さまの存在忘れちゃうでしょ。
だからこうして気ぃ使って親しみやすくしてあげてんじゃん。」
さ、さようですか。。。
「そう！でも、だからと言って神さまへの冒涜はあかんよ。」
冒涜って？
「あんた、さっき言ってたでしょ！クイックルワイパーでスイィーーーでいいんちゃうん？って。」
あ、まぁ。。。
「雑巾がけってあんたがさっき思ったように四つん這いになってやるものだけど、その四つ這いにもちゃんと意味があるの！」
意味、ですか？
「そう。膝を折って頭を下げる仕草は何かの仕草と似てない？」
ひざを折って頭を下げる仕草・・・・あ。
「わかった？」
お祈りの仕草に似てる・・・かも。。。
「そう。四つ這いになるって頭を下げるって、神さまに頭を下げている仕草なんよ。
福の神さまに来ていただきたいから、雑巾がけをしながら来てくださいって頭さげてんの。
来てくれて棲みついてくれた福の神さまにいつもありがとうございますって感謝の気持ちで頭下げてんの。
それが四つん這いになるってこと。」
おぉ！雑巾がけにそんな意味まであったなんて・・・・
「昔の日本人はみんなそれを知ってた。
当たり前にやってたのは神さまとこうしてお話したり、感謝を伝えたり、そういうための儀式だってことをちゃんと知ってたから手間がかかってもみんな当たり前にやってたんよ。
でも、文明の進化でおそうじは大きく変わってしまった。
人間にとっては便利になったかもしれないけど、その分、神さまとのつながりは薄れてしまった。
助けてあげたくても、願いを叶えてあげたくても、人間が神さまとつながるより便利さを優先させてしまったから神さまは何もできなくなってしまったんよ。
でも、近年、ようやくまたみんなが神さまと繋がりたいって心から願うようになった。
だから神さまももう一度人間と繋がろうと頑張ってくださってる。
面倒くさくてもあんたにこうしておそうじのことを教えてやってるのも、ある種神さまの計らいなんよ。
本当に、感謝しなさいよ！！」
なんか。。。今、物凄い深い話を聞いてしまったような気がする。。。
そっかぁ。。。私が今こうしておそうじの神さまと話せているのも選ばれたからなんや♪
「ちょっと違うけどね。。。」
え？何？ちょっと違うって？？？
「ま。いいやん、そのことは。
さ、だからちゃんと四つん這いになって雑巾がけしなさいよ！！」
わかりました。
しっかりと最後の儀式、雑巾がけをします！
