平成26年度生活保護制度に関するお知らせ① | 生活保護で生活を立て直そう

生活保護で生活を立て直そう

こんにちは
数年前、家族で生活保護を受けていた朝子です

一部の不正受給者や心無い方々に
蔑まれている生活保護制度

なかなか聞けないことや
不安、気になってることを
元受給者で現在は低所得世帯の視点でお話しています

あなたの人生の補助になれば幸いです

こんにちわ
朝子です

昨日ブログでお話した
26年度の生活保護制度に関するお知らせ
の中身について
触れさせていただきたいと思います

現在受給中の方は
今一度、制度を確認してみてください

そして、今後、受給を検討される方は
今一度、内容を確認して頂くと良いかもしれません

正し、この内容は
朝子の住む自治体の内容となります

昨日のコメントにもありましたように
この様な通知やお知らせが無い自治体もあります

地域によって、暮らしの特徴は様々で違いもありますので
あくまでも、参考程度にとどめて下さい


[保護受給中の権利と義務]
生活保護は、次の通り権利が保障されますが
守っていただく義務もあります

-権利-
・正当な理由が無いのに、保護費をとめられたり
減らされたりする事はありません

・保護費として受けたお金や品物、また保護を受ける権利は
差し押さえられる事はありません

・決められた保護の内容について納得できないときは
不服申立ができます

-義務-
・届け出なければならない事
 1.世帯員に給料、賞与、パート等の収入があった時
 2.国民年金、厚生年金、福祉手当等を受けられるようになった時
 3.年金、恩給、福祉手当、仕送りなどの額が変った時
 4.会社などの健康保険証が使えるようになったり、使えなくなった時
 5.病気や怪我などで病院にかかる時
 6.家族の人の転入、転出、就職、転職などがある時
 7.住所、家賃、地代等が変わる時
 8.不動産(土地、家屋)等が売れた時
 9.生命保険などの保険金等を受け取った時
 10.各種年金、手当をさかのぼって受け取った時
 11.交通事故などで示談金、補償金等を受け取った時

・生活上の努力をすること
 1.働ける人は必ず働いてください
 2.毎日の支出について、計画的な暮らしをするように心がけてください
  (パチンコ店、競馬、競輪場等への立ち入りはやめてください)

・資産の保有について
 1.自動車の保有(運転を含む)は原則として認められません
 ※保有や運転した場合は、生活保護法第27条による
  指導・指示を行う場合があります
 2.生命保険等の加入は制限されます
 3.保護を受けている間は、借金する事やローンを組む事はできません

・指導指示について
 自治体(地区担当員)があなたの生活の維持、向上
 その他保護の目的達成の為に必要な指導、指示をした時は守ってください
 正当な理由が無く指導、指示を守っていただけない時は
 やむを得ず保護の変更、停止、廃止をすることがあります

・してはいけない事
 1.嘘の申告をすること
 2.届出を怠ったり、不正な方法で保護を受ける事
 3.収入があるのに、ごまかして申告すること
 ※不実の申告をして保護を受けた場合
  生活保護法第85条または刑法の規定により
  処罰される事があります


ほとんどが、皆さんご存知の
基本的なルールですね

守られる為には、沢山の義務を守らなければなりません

生活保護でない
一般的の方々はする必要が無いであろう
細かい、本来であれば個人の問題とされる事まで
申告の義務を課せられます

保護を受けるという事は
簡単な事ではないという事が、お解りいただけるかと思います

ちょっと余談
私は「命に国籍は無い」それを基本にしています

しかし、在日を批難する方
特に、在日の保護の受給者に対して
厳しくお怒りになる方のお気持ち

それについて、理解していない訳ではないんです

今、上記でお話したように
守られる為には、最低限のルールがある

在日の方の多くには、お国柄なのか
残念な事に、この辺の感覚を理解されていない方が多い様です

ただ、それを
お国柄とするには、フェアではないものが沢山ある為
叩かれてしまいがちです

「郷に入っては郷に従え」
昔の人はよく言ったもんですね

日本という国の保護制度ですから
その制度に守られているのであって、
「国際保護法」(ってのがあるかは知りませんが)など
世界の制度に守られている訳ではありません

ルールを守らず、ふんぞり返るのは
私も感心しません

その様なお考えでは
保護費で税金を使うより、強制送還の為に税金を使った方がいい

そう言われてしまうのも
仕方のない事なのかもしれませんね

ま、他国の方に限らず
一部日本人にも、その様な方がいるようです
それもまた、残念ではあります

どんなに、守られるのが当然の命や人権とは言えど
手を差し伸べてくれる人や制度があるから救われているんです

守られるのが当たり前だとしても
その事に対して「ありがとう」と感謝する気持ち

私は大切だと思うんですよね

以上、余談でした


明日は
平成26年度生活保護基準改正について
お話したいと思います

本日もご拝読ありがとうございます