人との繋がりすら管理される生活保護 | 生活保護で生活を立て直そう

生活保護で生活を立て直そう

こんにちは
数年前、家族で生活保護を受けていた朝子です

一部の不正受給者や心無い方々に
蔑まれている生活保護制度

なかなか聞けないことや
不安、気になってることを
元受給者で現在は低所得世帯の視点でお話しています

あなたの人生の補助になれば幸いです

こんにちわ
朝子です

昨日、以前のお話
[不正受給者のすべてが本意ではない]

にコメントいただきました
ハッピーラベンダーさんへ

大変参考になるコメント、ありがとうございました

「お金の支給じゃなければ保護費を減らされないだろう」

家族や親戚などで、その様に考え悪用する事を防ぐ為
なのかもしれませんけれど…

本当に細かいですよね

それに、現金ではあげる事は出来ないけれど
「畑で取れた余剰のもの少しくらいなら、助けられる」
そんな、家族の好意かもしれないのに

それまで管理してしまうのは
かえって、家族や親戚との交流の
妨げになるような気がするんですけどね…


人付き合いと言うのは
生きている以上誰にでも起こります

確定申告をご自分でされた事のある方は、ご存知かもしれませんが
「接待交際費」と言う、控除欄があるんですよ

ですので、
人と関わる事にはお金がかかるとう事が
国で正式に認められている

と解釈しても良いと思います

昨年の暮れの頃には
大企業の接待交際費も、一部だったと思いますが
控除される事になりましたよね

控除されると言うのは、雑に言うと
「その分は税金として払わなくていいですよ」って事です

一般的に
人とのお付き合いでお金がかかるのは
当たり前の事とされているのであれば

生活保護の受給者だって生きている以上
誰かと関わりがあります

何かを貰ったり、あげたり

例えば、大家さんに感謝の気持ちで
お歳暮だけは贈っているとか

例えば、引越して来た隣人に
ご挨拶を頂いたとか

保育園のママ友が子供に
古着をくれたとか

そのお礼に、お菓子をあげたとか

生きている以上
ささやかでも他人と繋がりは誰にでもあると思うのです

そして、「貰った」「あげた」なんて
大小問わなければ、星の数ほどあると思います

そんなものの全てを
申告していたら、結構大変な量になると思うんですけどね


ラベンダーさんのお話を聞いて

「貰う申告はするけれど、あげる申告はしないんだ」

って思ってしまう私は、天邪鬼なのかもしれません

ただ、世の中
「行って来い」なのがコミュニケーションだと思うのです

「生活保護の癖にお歳暮送るな」
っておかしいと思いませんか?

「生活保護の癖にお中元貰うな」
っておかしいと思いませんか?

文化的な生活と言うのであれば
日本には沢山の「お付き合い」や「おもてなし」などがあるんです

日本人の文化的な暮らしって
お金がかかるのかもしれませんね


ささやかな
人とのコミュニケーション上どうしてもかかる費用

生活保護ってだけで
ここまで縛り付けられて

「人権とはなんなのだろう」
そんな事を思ってしまいました