こんにちわ
朝子です
読売オンラインで
「事務処理おっくうになった…生活保護を過大支給」
と言う記事があり拝読しました
詳しくはリンクを貼ってありますので
そちらをご覧下さい
ざっくり言うと
「忙しすぎて、収入申告された分の処理をしなかった為
その受給者が多く貰ってしまった」
といった事です
実際、このような事は
どこの自治体でも起きていると思います
ですが、たいがいは
発覚した時点で遡って返還しなければなりませんし
ひつ月ふた月位の誤差分の遅れなどは
受給当事者と上手く相談して、支給額の調整をします
「多く貰っているのに、受給者は申告しなかったのか?」
と批難される方もいらっしゃるかと思いますが
この記事の内容の方の場合
「職員がおっくうで…」という事なので
職員の方は
「忙しくて手が回らなかった」のではなく
「多く支給している事を知っていた」
となりますので、受給者ばかりを
一概に責められない事例かなと思います
生活保護世帯の受け持ち数は、
当然、職員の数やその地域の保護世帯の数などに差が有りますから
各自治体によって違います
朝子の地域では1人あたり80世帯前後と聞いています
「たった一人で大変ですよね」と思うか
「どんな仕事だって苦労はある、その程度なんだ。
俺は営業で1日1000件以上訪問しているし、事務処理もある」と思うか
個人のお考えにお任せします
私は生活保護課のお仕事をした事が解りませんので
お仕事の内容を、受給者として接している部分からしか想像が出来ません
ただ、どんな仕事も
「楽な物はない」それぞれに苦労は有るだろう、と思っていますので
訪問でいらっしゃる際はいつも、
最低限大人の対応で、感謝の気持ちも込めて
誠意を持って接させて頂いています
例え、どんなに理不尽で間違った対応をされたとしても
その場は一度「ぐっ」と堪えています
理想を言えば、
受け持ち担当をあまり多くせず、
個々にあった細かいケアをしていける事かと思います
ですが、現状は
多くない職員数に対して、生活保護受給者は増えています
この言葉で誤解して欲しくないので補足します
「生活保護受給者」確かに増えています
ですが、この真実と言うのは
・これまで、必要なのに受給できなかった方が
各団体の動きなどに助けられ受給できるようになったとか
・年々高齢化が進み、受給が必要な高齢者が増えた
・日本の貧困者数が増えている
などの理由が大きな理由です
安易に「怠け者が増えた」と言った考え方だけは
なさらないで下さい
職員の数と保護世帯の数のバランスについては
年金のバランスと似た様な事が起きていると私は考えます
昔は、若者5人で高齢者1人を支える計算だった訳ですが
現在は、若者3人で高齢者1人を支えている状況が年金ですよね
社会の様々な歪みや高齢化する日本は
生活保護の受給者を増やしている
なのに職員数は生活保護設立当事とほとんど変わらない
そうなれば、確かに職員数は足りません
この辺も大きな課題といえると思いますが
今月行われた生活保護法改正案には
何も無かったのですから、国は何を改正したいのか…
すみません
まだ、体調が戻らずでまとめられません
本当に読み苦しい内容にて失礼します