子宝相談・婦人病の
群馬 太田 星漢堂(せいかんどう)薬局
薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員・スポーツファーマシストの小林潤子です
剤師・認定ダイエットカウンセラー・国際中医専門員・スポーツファーマアシストの小林正実です。
質の良い眠りを得るため
快適な眠りを得るには、まず睡眠中の体に合った寝具を選ぶことです。なかでも
枕は特に眠りの質を大きく左右します。枕の高さを決める際の目安となる快適値は、頚椎部分が5~9センチ、後頭部が2~6センチ。硬すぎず柔らかすぎず、睡眠中に寝返りを打っても頭が落ちないよう、大きめのものを選ぶのがいいでしょう。枕の適切な高さ・硬さは、敷布団の硬さとのバランスで決まります。一般的に、頭と胴体の沈み込みの差を少なくするため、柔らかい敷布団には低めの枕を、硬い敷布団には高めの枕を合わせます。睡眠中には、かなりの量の汗をかいているので、枕カバーだけを洗うのではなく、洗える素材の枕は枕自体を洗う、そうでないものはこまめに干すというよう清潔に保ってください。
寝室が暑すぎず、寒すぎず、適度に乾燥している状態が快適な眠りを得るのに最も適しています。目安にしたい室温は、夏は25~27℃、冬は15℃前後。湿度は50%ぐらいに保つのが理想的です。蒸し暑くて寝苦しい夜が続くことの多い夏の
場合は、エアコンなどを活用して室内の温度や湿度を調整するのがよいでしょう。ただし、エアコンや扇風機を一晩中つけっぱなしにして寝るのは避けること。体が冷えすぎてかぜをひいてしまうことになりかねません。エアコンの場合はタイマーを利用して、就寝後1~2時間と起床前1~2時間の間に室温調節が行われるようにするのがベター。またエアコンの風は、直接体に当たらないようにしましょう
敷布団や掛布団は、体温の変化などに対して温度を保つ「保温性」、適切な湿度を保つ「吸透湿性」、吸収した湿気を空気中に放出させる「放湿性」にすぐれている事が大切な条件です。敷布団は体圧を分散させてくれるものを、掛布団は体を圧迫することなく軽く包み込んでくれるようなものを選びましょう。
寝室のインテリアは、ベージュ、ブラウン、グレーなど目に優しく、やすらぎを感じられるトーンでまとめるのがベターです。赤、黄色といった刺激的な色や奇抜な柄は、神経を高ぶらせて眠りを妨げることがあるので避けたほうがいいでしょう。
