先週、先々週と日本の生活改善運動の歴史と経験の紹介をさせてもらいました。

聞いてくれたのは、ホンジュラスで女性を対象にマイクロクレジット事業の支援をしている普及員の皆さんでした。

この普及員の皆さんは、普段はホンジュラス全国の担当地域で活動しており、それぞれ担当する女性グループや個人に対して、マイクロクレジット事業の支援や組織強化の支援をしています。

今回は、皆さんが2つのグループに分かれて、それぞれ1週間の研修を受ける機会をお借りしました。


プレゼンの最中や最後の意見交換で出てきたコメントや質問のいくつかを紹介します。


1.村人のメンタリティーを変えるのには、どれくらい時間がかかるのか?

2.村人のメンタリティーを変えるのには、どのような方法がいいのか?

3.人々は何でもモノを貰うことに慣れているので、自分自身で何かやるということは難しいけど、どうすればいいのか?

4.人々は協力する気持ちがない。自分のことだけ考えているから、難しい。

5.政府が必要な支援をしてくれない場合はどうすればいいのか?


いやぁ、どれも難しいですね・・・。

「いつでも」、「どこでも」、「どれにでも」、ピタッと当てはまる答えはなさそうな気がします・・・。

例えば日本では、あるいは他の国でやってみた時はこうだった、こんな感じだった。

こういうやり方がよかったかもしれないし、あんなことの積み重ねがよかったらしい。

あるグループはこうだったけど、似たようなことやってももうひとつのグループはああだったらしい。

どういう風に答えるのがいいのかいつも悩みますね・・・。


そんな中、「4.」の質問に対し、同じく研修を受けている普及員の人が、

「そんなことはない。確かにそういう人もいるかも知れないけど、そうじゃない人もたくさんいる。そういう人たちを見つけて、そういう人たちの期待を裏切らないように、自分たち普及員がしっかり頑張らないといけないんだ」

と言っていました。


ええこと言いますよね。


高砂 大 ( たかさご はじめ )