あかしシルバー救急隊
1月2日(日)晴れ
高齢者による高齢者世帯のお助け隊「あかしシルバー救急隊」が
業務開始から1年経ったそうです。
明石市シルバー人材センター(078-922-5000)に登録する
60~89歳の会員1100人のうち男女48名が活動しており、
身近な困り事や雑用などの実績を重ね、口コミで受注件数を伸ばしているようです。
アンケートでも満足度で9割が「良好」、料金も「安い」が7割以上と好評です。
1年間の依頼件数は483件に上り、
内容は屋内作業では住宅用火災警報器の取り付けや室内の清掃・整理など、
屋外作業では草引きや除草、植木の枝切りなどが多いようです。
利用者からも「同年代の人が丁寧に作業してくれるから安心」との声があがっているようです。
高齢化していく地域において元気な高齢者が活躍する姿は本当に心強いです。
活動が更に活発になることを願います。
エコキャップを明石南高校に届けました
昨日、法人内の有志で集めたエコキャップ約1300個を
県立明石南高校のボランティア部に届けました。
エコキャップ活動は800個集めればワクチン1本分となり
必要とする国に支援されることになります。
法人の居宅支援事業所の主任が
個人的に集め出したのがきっかけでした。
そして輪が拡がり法人として取り組もうという話になりました。
その第一歩としてかねてより交流のある明石南高校さんに
声をかけさせていただいたのです。
写真は
居宅支援事業所の主任が
ボランティア部の部長にキャップを手渡している様子です。
ふたりとも表情が少し固いですね。
これからは職員のみならずご利用者や地域の方々にも周知して
活動の範囲を広めていきたいと考えています。
そうすれば会う機会が増えて表情も柔らかくなるのでしょう。
改めてみなさまに活動に協力を依頼する際はよろしくお願いします。
「介護保険法等の一部を改正する法律案(仮称)」
12月27日(月)晴れ
平成22年12月24日に厚生労働省老健総務課は
次期通常国会に提出を予定している
「介護保険法等の一部を改正する法律案(仮称)」について情報提供を行いました。
現時点で想定している法律案のポイントを整理したもので、
内容については今後変更があり得るとのことですが、ご参照ください。
認知症対策や介護人材の確保とサービスの質の向上についても触れられています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000zg9u.html
介護保険利用者負担増は見送り 厚労省が改正案要点
12月24日(金)晴れ
厚生労働省は12月24日、
来年の通常国会に提出予定の介護保険法改正案の要点を公表しました。
単身・重度の要介護者向けの24時間対応定期巡回サービスの創設や、
2011年度末となっている介護療養病床廃止期限の先送りなどが柱となっています。
65歳以上の平均月額保険料(現在4160円)の急上昇を抑えるために検討していた
ケアプラン作成の有料化などの利用者負担増案を見送り、
積立金の取り崩しによって保険料のアップ幅を抑えるようです。
これにより2012~2014年度の平均月額保険料は5000 円未満となる見通しです。
高齢化や介護職員の処遇改善などで
2012年度の平均額は5200円程度になる見通しですが、
職員の処遇改善を引き続き介護保険財政の外枠である現行の交付金でまかなって
100円程度下げ、さらに基金などの取り崩しで最低180円程度引き下げることで
5000円未満とする考えのようです。
本当にサービスの担い手、受け手にとって充実する内容であれば
そこまで負担増に反発が起こるとは思えません。
負担増=反発と考えられるのは国民に対して失礼ではないでしょうか。
自信を持って改正案に取り組んで欲しいものです。
和歌山市に障害者介護のサービス時間拡大義務付け
12月22日(水)晴れ 暖かい
脳性まひのため重い障害がある和歌山市の男性が、
「障害者自立支援法に基づいて決められた介護時間の短縮で生活が困難になった」
として市を相手取り、訪問介護の24時間化などを求めた訴訟を起こしました。
和歌山地裁は12月17日、
「大幅な短縮は市の裁量権を逸脱している」として、
1日あたり約3~11時間のサービス時間増を義務付ける判決を言い渡しました。
原告代理人の弁護士によると、
同法に基づき市町村が決める介護サービス時間について、
拡大を義務付けた判決は全国初と言います。
裁判長は判決理由で
「市が介護時間を短縮した決定は、男性の心身の状況などを十分考慮していない」
と指摘し、決定に裁量権の逸脱があったことを認定しながらも、
一方で「1日24時間でなければ、生命身体に重大な侵害が生じるとはいえない」とも伝えていました。
障害者自立支援法については
先日、改正法が可決されたばかりです。
憲法25条にはこのように記されています。
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
仮に生命身体に重大な侵害が生じていないとしても
生存権が大きく侵害されていれば見過ごすわけにはいきません。
この判例がよりサービスの実態に合わせて解釈され尊重されることを願います。
後期高齢者医療制度 廃止時期先送り
12月22日(水)晴れ
後期高齢者医療制度(後期医療)の廃止時期が、
1年以上先送りされる見通しとなりました。
厚生労働省が目指す2013年3月の廃止・新制度移行には、
来年の通常国会での関連法成立が必要となりますが、
民主党や野党の反発は強く国会審議のメドが立っていません。
さらに民主党内に、来春の統一地方選への影響の懸念から
通常国会への法案提出見送りを求めている声が少なくないようです。
何のための国会なのでしょうか。議員は国民の代表のはずですが
議員が選挙で勝つために国民が我慢を強いられるのでしょうか。
もしそうだとしたら「国民主権」が泣いています。
なりたい職業
12月21日(月)雨
「将来なりたい職業」
電通が12月15日に発表した調査結果では
1位 公務員(20%)
2位 大企業の正社員(19%)
そして3位が
介護士・保育士・看護師(11%)でした。
調査は全国の高校生600人を対象に行われたものです。
人数が少ないのは気になりますが・・・調査は調査。
公務員や大企業はともかく
保健・医療・福祉分野の職業が
ランクインしたことは素直に喜びたいと思います。
志望理由は様々でしょうが
まずは興味を持ってもらうことが大切です。
目指すは1位と宣言させていただきます。
介護サービス情報の公表 ~疑問に思うことがあります~
12月20日(月)晴れ
いよいよ介護サービス情報の公表の訪問調査も大詰めを迎えました。
今日は特別養護老人ホーム清華苑と清華苑デイサービスセンター
の2事業所が調査を受けました。
毎年疑問に思うことがあります。
新任のための研修計画があるかとの問いに
計画を作成していれば【あり】となります。
次にその研修の実施記録はありますかとの問いに
その年に新任職員がいなければもちろん実施記録がないため【なし】になります。
正確に言えば【該当なし】なのです。
しかし公表される情報には
計画は立てているけれど、新任職員にそれを実施していない。
見方を少し変えれば計画通りに実施していない事業所とも言えます。
これだと結果を見た方に誤解されるのではないでしょうかとたずねると
調査員の回答は「他に書きようがないので仕方ないです。」
次に、当法人には居宅支援事業所が3箇所あります。
2箇所の事業所で「その資料でOKですよ」と言われたものと同じ資料が
最後の1箇所の事業所で「その資料では認められません」と言われました。
「他の事業所ではこれで良いと言われたのですが」とたずねると
「おそらく調査員の間で統一されていないのでしょうね」
私達はこの回答で納得しないといけないのでしょうか。
決して安くはない調査料を支払い、行政の委託を受けたプロの調査員に来てもらい、
調査結果をもとに施設を選んでもらうという前提で受けています。
公平性を保つため共通の書式で調査を受けます。
同じ物差しを使っていても使い方がバラバラで正確な数値と言えるのでしょうか。
私達は報酬をいただいて介護を行うプロとして
時には厳しい条件を課せられながらも妥協することなく取り組んでいます。
「おそらく調査員の間で統一されていないのでしょうね」
何のためらいもなく発せられたこの言葉はとても悔しい回答でした。
スポーツサークル忘年会
昨日は
スポーツサークルのメンバーで
近くの焼き鳥屋さんで忘年会を行いました。
寒くてフットサルどころじゃないという意見から
だったら忘年会しよう!!となり
集まってみれば男ばかり11名。
これはこれで楽しい一時でした。
主な戦績を発表し
仕事や家庭や趣味の話など盛りだくさんで
あっという間に3時間が過ぎました。
余談ですが
同じお店で清華苑養力センターの送別会も行われており
ときにはお互いに顔を出し合い
にぎやかな忘年会が一層楽しい雰囲気になりました。
来年もケガ無く楽しく
スポーツを通して交流を深めることを確認して締めくくりとしました。