先日、東京でたまたまおつりで入手した2,000円札。
少なくても関東に住んでいる限りでは15年以上見かけなかった2千円札ですが、沖縄県の『守礼門』が描かれているため沖縄県では普通に良く見かけるものです。
実は、発行から沖縄県以外では20年以上経ってから初めて見ると言う人も少なくないようです。
沖縄旅行の最高のお土産は2千円札だった
修学旅行で沖縄に来た高校生がさっき観光地でみた『守礼門』が描かれている2千円札を見て、「これ、沖縄のお金ですか?」と聞かれる事もあるそうです。
店員が「日本のお金です。国内なら使えますよ」と答えると、修学旅行生は「沖縄のお土産変わりに大事にします」と言って帰ったそうです。
沖縄県では800万枚 全国で1億枚以下
沖縄県だけで2千円札が出回っているのは2024年時点で約800万枚。発行年以降増え続けているようです。
しかし、沖縄県以外の全国では5億枚の2004年ころをピークに年々減少し、2012年くらいから1億枚以下となっています。
2千円札は首里城復興に役立っていた
再建中の首里城
沖縄県の銀行のATMには2千円札優先ボタンがあり2千円札を優先的に引き出せます。
2019年10月31日に守礼門のある首里城が焼失し、再建の復興資金として守礼門の描かれている2千円札が役立っていました。
すでに終了していますが、沖縄県の銀行で「2千円札優先ボタン」を押して、2千円札を引き出すと1枚に付き2円が首里城再建の復興資金として沖縄県に寄付されるというもの。
結果的には約310万円以上を沖縄県に首里城再建の復興資金として寄付されています。
2024/7