先日の夜、二男からラインが届いた。
今度、彼女と結婚の挨拶に行こうと思うのだけど、
14日の18時頃って仕事から帰ってる?
お父さんの仕事も終わってるかな?


は?
え?
夕方に来るの?
その日は赤口。
時間も暦も関係ないのか…。


この日、私はフルタイム勤務の日。
笑顔で二人を迎える気力は残っていないだろう。

訪ねて来てくれる二男たちもそれぞれにフルタイム勤務後のこと。
自分だけの都合は言えないかと思いつつも、その日ではなく、できるなら午前中に都合のつく日はないのかと尋ねてみる。

18日なら、と返事が来た。
その日は仏滅💦

私も日頃はそんなに暦を気にすることはないけれど、それでも、こんな時くらいは気にしたいとも思う。

年が明け、春までには入籍をする予定の二男たち。
先にご挨拶に行った彼女のご両親には、結婚を喜んでもらえたらしい。

それは良かったねと伝えながらふと気づく。

二男は彼女と子どもたちが暮らすアパートに居候している状態。
そのまま籍を入れるだけ。
もう家からは出て行った子、
との認識でいたので、我が家にお嫁さんに来てもらうという意識がなかった。

二男の彼女。
二男のお嫁さん。

うちの苗字になってくれるの?

私が漠然と描いていた二男の将来と実際とは、あれこれと違ってきていて、私の中の常識やこういう時はこうするべき、なんていう感覚がことごとく崩れていっているように思う。

実家の両親がいたら、喜んでくれたのだろうか。
それでええやんか、おめでとう、と言ってくれただろうか。

こちらの両親はどうだろう。
父はもういない。
母は健在だけれど、もう孫のあれこれをあまりよく分かっていないかも知れない。

秋にあった外孫(姉の子ども)の結婚式の時も、伝えても反応はとても薄かった。
姉は母に参列してもらいたかったようだが、断念した経緯がある。

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順序とか暦とか、いろいろなことに厳しかったこちらの両親の考え方の中で生活してきただけに、今の時代とはいえ、これでいいのかなと思うところがある。

若い二人が幸せになるのなら応援したいし、見守っていきたい。
私たちで支えになれるのなら、それはとても嬉しいこと。

いよいよ現実のこととなってきてから、

いや待てよ、の気持ちとなってきた。

結婚に反対はない。
二男がこの人、と決めた人だし、彼女からも二男とこれからを暮らしていくと思ってもらえたのだから喜ばしいこと。

けじめとして改まった挨拶をしようとしてくれるのは嬉しいことだし、その気持ちを大事にしたいと思うだけに、これをラインで伝えてくるのか?
せめて電話をかけてこないのか?

そこのところからまず引っかかっている自分。

宝石赤 宝石ブルー 宝石赤 宝石紫 宝石緑

二男は幼い頃からわりとしっかりしていた。
自分のことは自分でできて、手のかからない子だった。
姉と兄がいるから、親にどうしたら怒られて、どうやったら褒められるかをよく分かっていて、要領よく大きくなってきたようにも思う。
周囲の人にも可愛がられて、得な子だなと感じていた。
放っておいても大丈夫、みたいに思っていたけれど、その分親子の関わりが他の姉兄より少なくて、大切なことを何も伝えてきていなかったのだなと今さら気づく。
子育てにおいて私の足りなかったところなのだろう。

私の思う「常識」が我が子にさえ通じない現実。
私の頭と考え方を転換したり柔らかくしたりする必要があるのかな。

話してみて、歩み寄って、分かり合える関係をこれから築いていく、というのが私の課題になるのかも。

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まずは18日。
二男が彼女に恥ずかしくないように、
迎える部屋を整えなくては。
苦手なことは後回し!の私だけれど、

親としての役目をちゃんとできるように大掃除だわ。