最近、職場で夕方4時に試食販売を行う。
土・日と月・火。
その日に出勤が当たると30分間、売り場に立つ。
手にはその日のおすすめ惣菜。
ギョーザだったり唐揚げだったりコロッケだったり。
最近はおせちの案内で丹波種黒豆も。
せっせと準備し、トレーに載せて
「いらっしゃいませ。
ただ今ご試食させてもらっています。
いかがでしょうか〜?
ぜひお味をみて行ってくださ〜い!」
マスクと帽子で目元しか見えてないけど、よそいきの笑顔で(職業スマイル、なんて今はもう言わないか💦)
大きな声を出す。
けれども思うようには声が出ない。
まだまだ恥ずかしさが残る。
いーや、これも仕事。
勇気を出して声を出す。
しかーし、みんな私の周りを避けて通って行く。
遠目に見てるけど、声をかけられたくないから、すーっと違う通路に曲がってしまう。
まだ、コロナも気がかりだし、マスクを外してまで試食しようとは思わないよね。
私がお客さんでも、やっぱり避けるわ。
よく分かるんだけど、手元のこれが減らないことには、ね。
商品を売りたいわけではないのよ。
売り場を活気づけるのが狙いだと思ってる。
(もちろん店長は売り上げアップを目指してるだろうけど)
少し離れたところでは、野菜売り場担当の人が、みかんだったりぶどうだったりの果物の試食に立っている。
いいなー、あちらには人が寄って行ってる。
フルーツは強いよ。
4時上がりの従業員さんに声をかける。
「お願い。これが減らないと中に入って次の仕事ができないの。助けてー」
これでいくつか試食してもらえる。
ちょっとサクラになってもらう。
May さんが、声にエネルギーを乗せる、と書かれてあった。
Mayさんのような伸びやかな美しい声は出せないけれど、きれいな声をイメージしてみる。
あら、何かしら?
と人を引き寄せられるような声が
私にも出せたらなぁ。
まだお会いしたことのないMayさん。
お声も知らない。
でも、最近の私はMayさんをお手本に
声にエネルギーを入れる!を意識している。
効果が出るといいな。
次の土・日に再チャレンジ❣️