「『異神』を立ち読みした私!―「ぱいでいあ」に参加して」(その3)渡辺つぶら

 

今年の5月に秩父で個展を開催しました。その時にいらした、地元のお客様の氏子神社が、昔から「しゃぐっちゃま」と呼んでいる埼玉県秩父で太田地区・字蛭ヶ沢鎮座の「石神神社」という所だそうで、正式な神社名がわからなくなっていたそうです。

奈良県磯城郡田原本町八尾にある「天照御魂神社」より石凝姥命を謹請し、氏神としてお祀りしたこの地域では最も古い神社で、「しゃぐじんせえのかみしゃ」と呼ぶ様に昭和32年に決めたと聞きました。

 

武甲山の山頂の御嶽神社がご実家の守屋さんという方がいらして、諏訪の守屋氏と関係があるのではとおっしゃっていました。先祖が諏訪から来たとは聞いた事がないそうです。

展覧会をした稲穂山は、稲穂山古墳があり、秩父地方では最古の古墳だそうです。朝鮮の人々が古くから住んでいたとのことでした。

 

近くに和同開珎の神社として、聖神社(ひじりじんじゃ)がありました。

何だか、「ぱいでいあ」で読んでいる柳田國男の『毛坊主考』につながる不思議を感じました。

前々から興味を持つカミサマの世界が、どうも特別な地域に繋がっているようでしたが、デリケートな問題を含むのでどこから手を付けてよいかわかりませんでした。

「ぱいでいあ」でその辺りが学べるのが嬉しいです。

これからどう展開していくのか、何とかついていける様頑張ります。(了)

 

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ひろ子先生の論考の熱心な読者のつぶらさんは、毎回〝質問してもいいですか?〟と独自の切り口で質問攻め。山本先生もたじたじとなるほど。映像が喚起される山本ひろ子先生の文章が、つぶらさんをとおして作品化されるのがとても興味深いです。

いまやすっかりひろこゼミの顔。

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渡辺つぶらの「八百万神図」ヤオヨロズ (ameblo.jp)