内弟子の咲耶 日向子です。
春のお彼岸入りですね。
昼と夜の長さが等しく同じ
真東から真西へと太陽は移動する。
[暑さ寒さも彼岸まで]
夏の暑さも、秋の彼岸ごろになれば、暑さもやわらぎ、
冬の寒さも、春の彼岸ごろに なれば、少しずつ暖かくなってくるということですね。
【 春彼岸
】
3月18日:彼岸入り
3月21日:彼岸の中日(春分の日。祝日)
3月24日:彼岸明け
彼岸は西に、此岸は東にあるとされており
太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は
彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになったようです。
運命学の世界においても、東西南北、春夏秋冬が様々な意味として分類されており、
この春のお彼岸の意味するところも、
東=陽・3月(卯月)・春・木性・未来の始まり・肉体の誕生。春分
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西=陰・9月(酉月)・秋・金性・過去・結果・肉体が滅びる。秋分
西方浄土の世界です。
西方に浄土あり
太陽は東から昇り西へ沈む
色即是空の極致なり
その境地目指すなか
空即是色の新境地
「色」とは、宇宙のすべての形ある物質のこと。
「空」とは、実体がなく空虚であるということ。
「即是」とは、二つのものが全く一体不二であること。
また、お彼岸は迷い、悩み、煩悩に惑わされている人間が、
悟りの世界と通じるときでもあります。
自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さやそれに伴う様々なつらさも、
彼岸のころには和らいで楽になるよ……
「暑さ寒さも彼岸まで」には、励ましの意もあったのですね。
お彼岸は「日願」でもあるため、太陽の神を信仰する神道と
結びつきやすかったという説もあるようです。
また、春の種まきや秋の収穫とも結びつき、天地自然に対する感謝や祈りが
ご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は大切な行事となりました。
命をつないできてくれたご先祖様を、家系を一本の樹ととらえてみれば、
自然と、先祖は密接な関係にありますよね。
自然崇拝・先祖崇拝ですね。
国民の祝日ともなる彼岸の中日の意味合いは・・・
・春分の日=『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』
2015年、乙未をテーマとすれば、
草木に感謝
種に感謝
土に感謝
土壌がよければ、作物は育ちます。
その作物の種も大事です。
自然に対する感謝の念が薄れてきてはいないだろうか?
改めて考えてみたいと思います。
自然界に答えを求めた学問でもある算命学です。
運命学の勉強は、自然に対する感謝の念だけではなく、
自分もその自然界の中の一部なのだ、ということをよく理解することができます。
イミもないのに心がゆれるとき
日向子