青樹庵です。
ネットで授業を始めてからそろそろ1年半経ちます。
1期生の方たちはだいぶ干支慣れして来ているようで、こちらも教えやすくなりました。
授業となると、運命の真実がどんどん明らかになります。
この真実と云うのが教えられる方にとっては、けっこうショッキングなことも当然あるわけで、中には知らないほうが良かったと思えるほど残酷な事実も。
しかし、学ぶということはすべての真実を知り、知っているからこそ相談者さんのお悩みが解決できるわけです。
避けて通ることはできません。
どんな分野にしても、人間の性に『慣れる』という有りがたい質が有り、干支慣れしていくと、相当な過酷な真実もそれほど気にならなくなるわけです。
神経が相当図太くなります。わたしみたいに(笑)
まだ習い始めて4ヵ月くらいの3期生の方から質問が来ました。
●「相互中殺、同一中殺、相互中殺、華蓋中殺、日居中殺は、宿命中殺を持っていない場合のみに現れるのですか?」
質問ありがとうございます。
答は「宿命中殺に関係なく、持つ人にも持た無い人にも現れる現象です」
この天中殺ですが、
世の中に知られているのは子丑天中殺、寅卯天中殺,辰巳天中殺、午未天中殺、申酉天中殺、戌亥天中殺です。
が、じつはまだまだありまして、
生まれつき宿命星に天中殺を持つ人。
それにも『生年中殺』 『生月中殺』 『生日中殺』 『宿命二中殺』 『全中殺』 『華蓋中殺』 『日座中殺』 『日居中殺』など。
それぞれに個性的なイミが有り、改良法もあります。
また組み合わせによって発生するのが
『同一中殺』 『相互中殺』 『同中殺』などです。
質問者さんは華蓋中殺、日居中殺を同じ枠に入れていますが、これは別枠です。(最初のころは、このように混同して頭がうにうにになる場合も多いです)
このようにして迷宮をさ迷いながら、2,3年もすると質問の内容がしっかりして来ます。
教えていて、自分で云うのもアレですが、とにかくこの学問はすごいです。
わが師の高尾宗家の頭の中を見て見たいほど理論がぎっしりつまっていました。
だってね、12年間習っても、誤魔化しが無いんですよ。
その度ごとに新しい理論が出てきて、その中身も目からウロコ的なものばかりでした。
神は無慈悲にも48才の若き俊才を天国に連れていかれました。
わたしは、この師匠に出会えたことを今でも奇蹟だと思っています。それだけでも究極の幸せ者です。
わたしも師匠の万分の一でもいいから、「出会えてよかった」と思われるような人間になりたいな。
それにはもっと間性を高めなくては。
教える内容が多すぎて、動画だけでは足りずに『課外授業』もやっているけど、さらに心すべきは
・弟子が第一、自分は第二。
・弟子が習得しやすい環境を作る。
・質問も含めてメールには必ず返信する。
・コミュニケーションを計る。
・教えたらハイさよならではなく、弟子の自立を手助けする。
常に反省し、気づきが有れば即実行する。
これをしっかりと身に着けなければ。
青樹庵
運命12日生まれ