青樹庵です。
上がった運は下がるのが運命界の掟です。
って、こういう記事ってマジメに書くほど重くなりますよね。
苦手。。。
軽くさらりと書きたいけど、
されど、軽く書くと「おちょくってるのか」って叱られそうだし。
まぁ、読むあなたが軽く読み流して下さると信じて(他力を当てにするな!)
運が落ちるときって、かならず何か『きっかけ』が出てくるものです。
あなたもふり返って見て思いあたりませんか。
「あれをやらなければよかった」てなこと。
で、運が下がり出します。下がり出すと人は不安になります。わけもなく不安になる。
この心理状態がヤバイ。
たねを撒いたのは自分なのに、
盛運期に『運が下がる方向』に動いていたとはもちろん気づくはずもなく。
盛運の状態を守ろうと必死になります。
いつも説明しているように
人が動けば運も動く。
動かなければ運は動かない。
人間に感情が無ければいいのにね。
たとえば手形が割れなくなるとむりな方法でお金をかき集める。
実際に経営していればあたりまえのことなんですがね。
でもでも、この状態の時にやるのはまずい。
また翌月に足りなくなる。
金利がかさんでいく。
判りやすく経済にしましたが、あらゆる面で同じように『無理』なことをやり出します。
人間関係なら、去って行く人を追いかける。追えば追うほど心が離れてしまうのに。
占い師に相談に来るのはこういう時が多い。
しっかしです。どんなアドバイスも耳に入らない。
こちらは星をみれば判るから、
「ここは無理をしないで様子を見きわめて」などと云おうものなら
「立ち止まるくらいなら相談になんか来ません。どうやったら切り抜けられるか教えてほしいんです」
あくまでもマジックを要求される。
インチキ霊媒師に引っかかるのもこんなとき。
わたしは人によっては、はっきりと「今ならゼロで済みますが、このまま押すと半年後には3億の借金が出来ますよ」と云います。
それで、そうするかというと、
半年後に「おっしゃる通り3億以上の借金が出来ました」のご相談。
でもって懲りたのではなく、
「ここまで来たら引き返せません」どうしたら再建できるかとなる。
3億が10億となって、もうダメだというところまで行ってしまう。
「あのとき云うことを聞いておけばよかった!」
倒産はだいたいこのパターン。
恋人なら「新しい彼女は何才でどんな女か教えて」って、そんなの判るワケないじゃん。
そりゃ、わたしだって何とかしてあげたい。
けどわたしはアドバイサーであって運命を作る神ではない。
マジックを使って翌日目が覚めたら枕元に札束が、、、そんなのおとぎ話の世界。
落ち方を小さくすることはできる。
それを云っても動乱の渦中に居る人には通じない。
聞き入れてくれない。
長いこと占い師やっていると、イヤでも客観的に見るようになります。自分のことすらも(笑)
まあ、要するに成功するまでの行程は長くて遅い。
努力して努力して築いたものが失敗するときはあっという間だってこと。
指のあいだからするりと抜けていく。
もう、どうあがいてもにっちもさっちも行かなくなる。
どうしたらいいのかわからない。
同情するなら金をくれ状態。
ちょっとリアルに書きすぎたかな?
1つの例です。読み流してね。
つづく
青樹でした