青樹庵です。
●「私は鈍感な所と敏感な所があるので周りのストレスに弱く溜まりやすい方です」
コメントいただきました。ありがとうございます。
自分を分析すればだれでも鈍感なところと敏感なところを持ちます。
だいたい自分の気に入らないもの（こと）に対しては敏感に反応するものです。
心地よいことに対しては鈍感です。
それは人間が持つ元々の守備本能から来るものなんですね。
攻撃される→立ち向かうか逃げるか、一瞬のうちに判断しなければキケンです。
頭が切れすぎると警戒されるんですね。
「いつか足をすくわれるんじゃないか」とか「裏切られるんじゃないか」とか。
仕事も経済も人が運ぶものです。
警戒されて人が寄って来ないと仕事も経済もうまく運びません。
鈍感だと人に安心感をあたえます。
「この人なら大丈夫だ」と相手に思われる。
そしてまじめにやっていると信用につながり仕事がうまくいく。人間関係がスムースにいく。
人間が持つ「守備本能」は、相手が自分より下だと思うと安心するのです。
ただし
「この人はバカだ」と思われるほど鈍感ではダメですよ。
自分は切れ者だと過剰に宣伝すると孤独になるというお話ですから。
『能有る鷹はツメをかくす』これは一般世間の受けです。
頭が切れる人は、それがひつような分野に進むと活躍します。
『適材適所』です。
もっと見る → 間にあうのは日か月か？
青樹でした。