青樹庵です
あなたはどれだけ［思い出］を持っていますか？
生きてきたあいだで、
大勢の人と付き合い、たくさんのことを経験し思い出を持つ人は、
人生の苦境に立ったときに切りぬけるのが上手になります。
たとえば、
大家族の中で育つとすると、
成人するまでに、祖父母がいて叔父叔母がいて、両親がいてきょうだいが居てというように、
家族との関わりからくる
良いこと悪いことが、気付かないうちに貴重な経験となって心も強くなります。
何かの壁にぶつかった時に、
ひょいと昔の出来事を思い出し、
「あー、そういえばこれと同じような事が有ったな」
誰かが困難を切り抜けたことを思い出すとか。
誰かが泣いていたが、
どう立ち直ったかとか、
そういう思い出が背中を押してくれるものです。
大家族でなくても、
日頃からたくさんの人と付き合うと、
楽しいことばかりではなくマサツもおきます。
つらい、くやしい、くるしい、
その経験こそが、あなたの精神力をきたえてくれる神さまです。
あなたが見るのもイヤと
思っている上司や部下、または学校でのケンカ友達は、
あなたにとって何ものにも替えられない宝物なんです。
あなたは
ご自分の宝物に気づいていないだけです。
争ったりケンカしたりするのも、
人生のお勉強としてとても大切なことです。
いやな思いをした分だけ成長します。
これホントよ。
こうした経験が無い人は
精神力がもろく、苦難に出会うとたちまちくずれてしまいます。
もちろん仲良しもたいせつです。
あいての悩みや喜びなどを
聞いたり見たりするうちに、人の経験が自分の知識となって、頭の引き出しに溜まっていくのです。
孤独は運を持ち上げてはくれません。
孤独が味方してくれるのは芸術家です。
こどくのつらさが想像力を高めて良い作品をつくるのですね。
幸運も不運も人が運びますよ。
孤独が好きさ。
などと言わないで知人友人をたくさん作りましょう。
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青樹でした。