決意ブログ。今年度は新しい試みが多かった気がします。年度が始まる時に、何時間もした話し合いで知った同期みんなの思い、気合いは嘘じゃなかったんだと実感できる瞬間が今何よりも嬉しいです。正直1年の頃は、こんなにもチームを自分の一部として考えられる日が来るとは思っていませんでした。1、2年の頃の部活は正直、何をやっているんだろうと考える時間が多くありました。入ったきっかけはマネージャーというものへの憧れや、スポーツが好きっていう単純な理由だったけど、“部活に入る”とはどういうことか、強豪校ではなかったけど中高所属したハンドボール部である程度理解して、覚悟はありました。でも入ってみると自分が思い浮かべていた“部活”とは違うものが待っていました。環境がそうであるから人の考えもそれ相応になるわけで、自分の根底にある熱、負けず嫌いの感情を無かったことのようにして、周りとの温度差を感じないように、朝死ぬほど行きたくなくても無心で起きて向かって、ボール拾いする日々。ただ同期と笑う時間を求めて向かっていたと思います。楽しかったけど、辛かったです。
 2年の後半、本格的に審判として走らせてもらえるようになりました。初めて1人で吹かせてもらった試合、全くと言っていいほどダメダメだったけど、自分の頑張れる居場所はここだと思いました。至近距離でプレーを見れて、同じコートで一緒に走る、緊張感、楽しい、恐怖、色んな感情の中で冷静に判断しないといけないことの難しさ、まとめられない感情が湧いてきます。3年が近づいてきて、焦りと決意で動いた審判派遣。資格は前からとっていたのにあまりにも遅いスタート。怠けていた。審判を通して他大の方達と交流する機会も増えました。そこで出会った人たちはみんな自チームの話をする時は誇らしげに、堂々と、私にはあまりにも眩しすぎました。どこの大学出身かと聞かれ、成城大学と答えた時に一度考えられるあの間、今でも覚えています。自分たちの存在感の無さを感じました。絶対にいつか成城大学と後輩が答えた時に、他大みたいに「あー中島知ってるよ」と言われるように、自分が絶対にパイプになるんだと決心しました。最初は頑張り方も分からなかったけど、審判部に人にメールしてみたり、ふける人に連絡先聞いたりとにかく行動することを意識しました。私は口だけの奴は嫌いです。だから周りを巻き込むにはまず自分の行動から見直さないといけませんでした。過去の自分は情けない、せめて今からでも胸を張って立てる人間になろうと思いました。今まで関わってくださった他大の皆さんには、多くの気づきをもらいました。本当にありがとうございます。もちろん成城の先輩方にも多くのことを教えて頂き本当に感謝しています。
 そして今では頼もしく、熱を持った後輩たちがいてくれています。走ることに対してマイナスで、走れるものなら自分が全部走りたいのに走りたくないと思ってる人が走る悔しさ。今誰も感じていないことを願っています。願うというかきっとそうでしょう。正直自分は努力を始めるスタートも遅かったし、数多くの時間を無駄にしてしまいました。審判としてもあまりにも未熟です。でも未熟なりに、自分ができることは全てしようと思います。
 今までしまっていた負けず嫌いな部分や、熱を出してもそれを笑わず、一緒になって高まってくれる同期、後輩がいる今の部活が本当に、本当に大好きです。環境、人全てに感謝しています。色々考えてること、努力していること、悔しいって感情、それが伝わり合う環境って、自然にできるものではありません。一人一人の行動によって作り上げられていると思います。そして今このチームにはそれがあります。今ではこのチームのために、勝つために、明確な目的を持ってグラウンドに向かえています。失敗も沢山するし全然クールでかっこよくないけど、ダサくても何かを掴むために頑張ります。残された時間の中で、もうこれ以上後悔しないように、努力を止めることはしないと誓います。後悔しないようにと言ったけど、リーグ戦最後まで居ることができない道を選んだことを、正直今でも自分の選択は合っていたのか、考える時があります。でも一度選んで決めてしまった以上、その道で最善を尽くすまでです。

成城の存在感をうるさいほど感じさせよう
このチームで、このみんなと絶対に勝ちたい
もっともっと日の当たる上に行こう
相手のペースに合わせずに、自分たちの色で毎試合染めていこう

いよいよリーグ戦が始まりました。
日頃よりお世話になっている皆様に深く感謝申し上げます。コーチの方々には頭が上がりません。
2024年度 男子ラクロス部をどうか最後まで見届けて頂けると嬉しいです。

2部昇格を果たし、恩返しします。
                         
                             4年 MG  中島愛佳