平素より弊部に関わってくださっている皆様ありがとうございます。成城大学男子ラクロス部新3年TRの田宮初音です。
 私は今年度、「部員との信頼関係」を心がけて部活動に励もうと考えております。1年生の頃はMGとしての仕事を覚え、足りない部分を一つずつクリアしていくことに精一杯でした。その中で1年生の終わりに「選手とコミュニケーションを取りながら近くでプレーのサポートをしたい」という理由でTRを選びました。
 そして昨年度はTRとしてアップダウン、テーピング等を通じて選手と関わる機会が多かったのと同時に、自分の中で知識の無さやコミュニケーションの不足という反省が見つかりました。自分に知識がないことで、選手から怪我や異変を訴えられてもすぐに答えることができないということが昨年度は何度かありました。また、アップやダウン中にもっとフォームの指摘などできることがあったなと感じました。そして、オフ期間に行ったTR武者では、TR一人一人が専門的な細かい知識を持っていてそれを使いこなしていたことに圧倒されたと同時に危機感を覚えてしまいました。
 今年度はTRとしての知識を深めることはもちろん、自分だけが知識を増やすのではなく、その得た知識をTR同士で共有する、選手の状態を詳しく聞き出しそれに合わせて積極的にアドバイスをすると言った組織間のコミュニケーションを心掛けていきたいと考えています。
 しかし、コミュニケーションだけで信頼関係が成り立つとは考えていません。TRのことを主に話してしまいましたが日々の凡事徹底、MG業務を確実にこなすといったことはもちろん、自分がスタッフとしてチーム・選手にできることは何か、今選手がしてほしいことはなんなのかという先のことを考え、実行し、時には部員からの意見ももらいながら自分自身成長していきます。そして、必ず2部昇格を達成するため、選手に頼ってもらえるようなスタッフになれるよう精一杯努力して参ります。