こんにちは。

 

みなさん、ゴールデンウィークはいかがでしたか?

どのようにお過ごしになられましたでしょうか。

 

私は、子猫の授乳などの世話に追われて過ごしました。

4月5日に保護されて、

そのとき、おそらく生後4日くらい、

へそのを緒がついた状態でした。

 

今ではすっかり大きくなって、離乳食を食べてくれています。

 

さて、さいたま市は、

2023年度も犬猫の殺処分ゼロでした!

2021年に初めてゼロになり、3年連続のゼロです!

 

私が議員なった14年前は

さいたま市でも年間300頭以上の何の罪もない犬や猫がガス室で殺処分されていました。

私は「殺す予算から生かす予算に変えるべき」と声を上げ、

 

毎年、処分数を追求し「なぜ殺すのか?」

「命を大切にするさいたま市になるべき」と訴え続けました。

 

さいたま市は、まずは、ガス室での殺処分をやめて注射で安楽死させる方法に変え、

処分数も二桁になり、一桁になり、ついにゼロになりました。

本当に嬉しく思います。

 

このゼロがずっと続きますように。

ゼロが当たり前になる社会を願ってやみません。

 

来年は動物愛護法の改正の年です。それに向けて、4月21日、大宮のレイボックホールで、

保護猫カフェ「ねこかつ」さん主催の

動物愛護のシンポジウムが開催されました。

私もこの日を楽しみにしていて、

当日はりきって行って参りました!

 

俳優の杉本彩さん、朝日新聞記者の太田匡彦さん、アニマルライツセンターの岡田千尋さん、獣医の太田快作さんという動物愛護界では超一流の方々のご講演。

日本最大級のシンポジウムでした。

 

2019年の愛護法改正では、虐待の厳罰化、施設の各種数値規制などが実現しました。

しかし、悪質なブリーダーなど、まだまだ動物虐待は後を絶ちません。

 

今回のシンポジウムでは、私は、

アニマルライツセンターの岡田さんのお話が、

忘れられません。

大きな衝撃となって残っています。

家畜の問題です。

 

なかでも、ニワトリのおかれている現実に言葉を失いました。

ぎゅうぎゅう詰めの状態で生きている事実。

まさに生き地獄です。

 

家畜に対するきちんとした法律がないから、

詰め込めるだけ詰め込んでいる。

 

また、世界では有効な気絶処理を行ってから、

「と殺」されますが、

日本では、行われていません。

そのため放血中、鶏たちは、泣き叫び続け、

暴れ、血みどろになります。

その画像が、生々しく会場に映し出されました。

 

日本のアニマルウェルフェアは、相当遅れています。

 

どうか次の法改正で、こうした家畜たちにも愛の手が差し伸べられますように。

岡田さんは、「2025年の動物愛護法改正時に、産業動物について、

国際的な最低限のレベルまで規定を引き上げる必要がある」と訴えられました。

 

まさに、せめて、それくらいは必ずお願いしたいです。

 

次期法改正で、

動物たちに幸せを運ぶことができますように。

 

私も市議として、保護猫シェルターの運営者として、

できることは全て行っていきたいと強く心に誓いました。