栃木県の「かえる農場」の舘野さんのお話しをお聴きしました。


本当に貴重な体験、機会を与えてくださった方に心から感謝しております。


有機農業は「病害虫を防げない」「雑草だらけになる」等言われていますが、

農薬という武器を捨てると、

田畑の生き物たちが心を開く。

農作物も自然の仕組みに沿って育てれば病気にならない。


「害虫」という虫はいない。

虫は人間が不自然な栽培を行うことで、

害虫化する。




うちの事務所のバラです。

もうかれこれ、7年くらいになりますでしょうか。

以前は、化学肥料を使っていました。

毎年アブラムシだらけで、

農薬を使い、虫を殺し、

その農薬によって、バラ自身も弱るのか?

うまく咲いてくれませんでした。


3年ほど前から、有機肥料に変えました。

自分でコンポストで堆肥を育てて使っています。



それからと言うもの、アブラムシ、ゼロ!

綺麗な花を毎年咲かせてくれています。


雑草は、自らの体が有機質肥料となって、土を豊かにし、大地を持ち守る救世主だそうです。

自然農法で素晴らしい野菜を育てている方を思い出しました。


私は、最近、雑草は捨てません。


このように乾燥させて、

コンポストに入れています。

入れるようになって、発酵のスピードが上がったように感じていますが、

これ、理に叶ったことかもと思いました。


自然界に捨てるものなんて、ないのですよ。

いらないものなどない。


有機農業は、

排除ではなく、共生の考え方です。

まさに共感!

自分のライフワークである

障がい福祉、動物愛護などと繋がるものでした。


有機は、いのち、つながり、めぐりであると舘野さん。


有機農業は単なる生産方法ではない。

哲学であり、思想であり、

社会と自然環境の調和する人間の生き方である。


素晴らしいお話しでした。


感動しました。


私も有機的な生き方をしていきたいと強く思いました。


地元の有機農家さんから、定期的に野菜を買い始めて、

1年が過ぎました。

その季節、時期にしか採れない野菜。

いつも当たり前にスーパーでいろいろな野菜が手に入る昨今ですが、

本当は、トマトは夏しか食べられません。

夏には大量のトマトをいただきました。


その日に来る野菜で、何をつくるか考えるのも楽しみです。

今までは、何かを作るために材料を買っていましたが、

今は、この材料で何をつくるか考えます。

料理が大好きになりました。




今は菜の花をたくさん、たくさん、

いただいています。

今しか食べられませんね。

オリーブオイルで炒めたり、

先日は、菜の花のちらし寿司を作りました。