こんにちは。

 

2月議会が終わって、昨日は新たな週の始まりの月曜日。

 

ものすごい強風のなか、西浦和駅で、手づくりニュース133号をお配りさせていただきました。そのようななか、ニュースを受け取っていただき本当にありがとうございました。

今朝は、南与野駅で。

ありがとうございました。

 

 

議会を振り返って、

 

新年度予算では、さまざまな問題点もありましたが、

(本当にサクラソウのクラウドファンディングなど、看過できないことも多々ありました)

このことは、後日、丁寧にみなさまにお伝えしたいと思います。

 

一方で、いくつかの政策が前に進み、

とても嬉しく思いました。

 

交通政策、障がい者の移動支援、DV被害者支援・・・

 

DV被害者支援では、

 

2019年の9月議会、一般質問で、

DV被害者支援の「ワンストップの相談支援体制を求める」質問で、

久留米市の例を紹介して、

相談共通シートの作成を求めました。

 

被害者は暴力から逃れてきて、

新たな人生をスタートするにあたり、

さまざまな行政の課をまわる必要があり、

手続きの窓口で、何度も同じ内容の思い出すことが辛い経験を話さなければなりません。

共通シートの活用すれば、何度も同じことを話さなくて済みます。

せめてそのくらいは行ってほしいものです。

 

翌年、共通シートは作成されました。

 

しかし、それは、

 

いろいろな制度のお知らせ案内版のようなもので、

私が求めていたものは違いました。

 

私はそれから、決算委員会、予算委員会などの場で、

改善を求め続けました。

 

そして、ついに、

久留米市で活用しているような

被害者が何度も同じ事を話さなくて済むような共通シートができました。

 

3月1日、予算委員会でのやりとりから

久保 資料要求させていただきましたDV相談共通シートの改善前と改善後ですが、共通シー トとして本来の役目を果たすような書式になって、本当によかったと思っております。ありがとうございます。当然このシートは、被害者支援に関わる全ての部署において、区役所の福祉課も 含め行き渡り、被害者がつらい経験を何度も同じことを話さなくていいようにしていくために活用していくと理解してよろしいでしょうか。

 

人権政策・男女共同参画課副参事  委員御指摘のとおり、被害者の方が何度も説明することによって二次的な被害が生じてしまうということを防止するために、区役所の関係機関も含めて活用していただけるように制定したも のでございます。 

 

久保 私、一般質問で求めてきたので、本当にこのような形になって、うれしく思います。ぜひ被害者に寄り添った支援を今後もさらによろしくお願いいたします。 

 

同行支援については、

もうかれこれ10年くらい前から、

役所や相談機関、病院などに行くことができず、

支援が行き届かない被害者がいると訴えてきました。

「ひとりで、頑張って、ここに行ってきて」と言っても、

心身ともに傷ついた被害者は、行くことができない。

なので、一緒に行ってあげて欲しい。

同行支援を実施していただきたいと申し上げてきました。

 

そのたびに市は、

「自立のためにひとりで行くことが大事」

と、同行支援を否定し続けてきました。

 

そのため、はじめにできた共通シートは、

制度の案内シートのような形になっていたのです。

 

それが、今回

久保 新法の施行に伴い、複合的な問題を抱えた女性に 寄り添った相談支援の充実とあり、同行支援も行っていくとありました。同行支援は、ど こに配置されているどのような方が行うのか。また、同行支援の中身、どのような場合に行うの かお示しください。 

 

人権政策・男女共同参画課副参事   同行支援につきましては、もう既に現在、、男女共同参画相談室の正職員が実施しております。 法施行後は、相談員も場面に応じて同行支援を行う予定でございます。 内容としましては、区役所での手続ですとか、医療機関への受診、あと関係機関などへの同相談員も場面に応じて同行支援を行う予定でございます。

  内容としましては、区役所での手続ですとか、医療機関への受診、あと関係機関などへの同行支援などを想定しております。 実施に当たって、どのような方に対して同行支援していくかというところなんですけれども、 身体的な理由ですとか、あと、メンタル面でちょっと不調を抱えていらっしゃる方、あと様々な 理由から相談者自らが動いたりとか説明することがちょっと困難である場合には一緒に行ったり ですとか、あと区役所の手続等で複数の窓口をまたがるようなちょっと複雑な場合については同 行支援しているという状況になります。 

 

久保 とてもいいと思います。 以前、「1人で行って来てと言われても、できないのが被害者である」と指摘させていただきまし た。そのときは同行支援をしていないときで、ここまで前進して本当によかったと思います。

 ただ、同行支援を丁寧に行うには、本当に今の体制で大丈夫なのか不安です。人員体制を拡充 する必要があると思うのですが、人員体制についてどのようにお考えかお示しください。 

 

人権政策・男女共同参画課副参事   相談者に寄り添った丁寧な支援を継続して行えるように、適切な組織体制については今後も検 討してまいりたいと考えております。

 

久保 ぜひ人員体制を整えて、本当にしっかりとした支援をよろしくお願いいたします。 頑張ってください。

 

みなさん、こんなに変わったのです!

 

同行支援なんて、非常識と言われ続けてきたのが、

 

まさに、今や同行支援は常識になりました。

 

約10年、訴え続けてよかったです。

 

非常識が常識に変わりました。

 

3月1日は、

担当課の答弁を聴いて、

胸がいっぱいになりました。

 

ああ、変わったんだ。

変えることができたんだ。