こんばんは。

 

一般質問、無事に終わりました。

今回、盛りだくさんの内容だったので、

時間内でできるか不安でした。

持ち時間は片道18分。

練習ではどうしても時間オーバーしてしまっていました。

相当な早口になってお聞き苦しかったかと思いますが、

なんとか、最後の再質問までできました。

満足です。

今期、4年を振り帰り、

出会った方、視察、相談を寄せてくださった方の顔を思い浮かべ、

心を込めて質問しました。

後日、動画を配信しますし、

写真が手に入り次第、ホームページに質問全文アップしたいと思っています。

 

さて、今日はウナーンの話しをします。

 

ウナーンの飼い主さんは若くして癌でなくなりました。

 

飼い主さんは、ある日、道で三毛猫と出会い、

一緒に暮らすことにしました。

三毛猫さんは妊娠していて、

3匹の子猫を出産しましたが、

2匹は死産。

ウナーンだけ助かりましたが、

ウナーンも瀕死の状態だったそうです。

そのため、飼い主さんはウナーンをそれはそれは大事に育てたようです。

 

飼い主さんと同居していた方は、

住んでいた家を手放さなくてはならなくて、

他県に引っ越すことになったそうです。

三毛猫だけしか連れて行くことができないので、

ウナーンをシェルターに入れて欲しいとお願いされました。

 

シェルターに入園したウナーンは、

集団生活になじめず、

食事をとれませんでした。

病院に連れて行っても特に異常は見つからず、

食欲増進剤などを投与して、

だましだましの生活でした。

ある日、本当に大変な状況になってしまって、

目つきもおかしく、肩のあたりがとっても堅くなってしまって・・・

 

前にウナーンと同じ症状の猫を看たことがあるという

愛護活動をしている方に預かってもらうことになりました。

こういう症状の猫の治療ができる病院も知っているとのことで、

通院しながらウナーンを看病してくれました。

本当に心から感謝しています。

 

8月の末に預かってもらって2ヶ月、

ウナーンはすっかり元気になりました。

シェルターの方に戻す気にはならないので、

我が家に連れてくることにしました。

と言っても、

うちも、8匹の先住猫がいます。

集団生活が苦手なウナーン・・・無理かな・・・

でも、このままウナーンとお別れする気にもなれない。

どうか、どうか、うちの仔になれますように。

 

ウナーンが来ました。

驚きました。

すごい、喜んでくれました。

尋常でない喜び方でした。

「よかった!また一緒にくらせるんだ!

おれ、心配してたよ。なんだ、生きていたんだ!

また、会えたんだ」

そんな声が聞こえてきました。

ウナーン、私を飼い主さんと間違えているんだ。

そう思いました。

 

 

 

 

猫の脳みそは少ないらしく、

預けられて、戻ってという行為で、

勘違いをしてしまっているのかもしれません。

 

食欲もすごく、食べなかったことがウソのようです。

幸い今のところ、先住猫とも問題なく過ごせています。

もうしばらくしたら、ケージからフリーにします。

どうか、うまくいきますように・・・