こんにちは。

 

お久しぶりになってしまいました。

みなさん、お元気でしょうか?

 

この間私は目まぐるしい毎日を過ごしていました。

 

生活困窮の問題、道路の問題、住宅の問題、公園の問題、

除草剤の問題、猫の相談では毛呂山町まで行きましたよ。

 

息つく間もない感じで、ちょっと立ち止まって深呼吸したい気持ちです。

 

8月1日、2日は慌ただしかったです。

 

8月1日

住宅の問題で法律事務所に同行。

その後大変お世話になった方のお通夜。

18時からは有機農業のオンライン学習に参加。

 

お通夜に行く時に電話がなりました。

ある区の地域包括支援センターからでした。

 

「入院しなければならない高齢者がいるが、

猫を飼っているため、入院できないでいる」

「どうかその猫を預かってもらえないか」

 

はてさて、うちは保護猫シェルター、

里親募集をするところ。預かりは基本行っていません。

 

今まで飼い主さんと二人で暮らしてきた猫さんが、

うちのような狭い部屋にたくさんの猫がいるシェルターで

やっていけるわけがない。

 

まして、その猫さんも17歳という高齢。

この年て環境変わったら・・・

万が一のことも起こりかねない。

 

命を預かるのは簡単なことではない。

断ろう。

絶対に無理。

 

しかし、どこも引き取ってくれない。

1ヶ月も入院を先延ばしにしてきている。

他に頼るところがない。

どうかお願いと言われ・・・

「引き受ける方向で考える。

これからお通夜だから、明日また電話します」と電話を切りました。

 

翌日、ご本人に電話すると、

「よかった、よかった、今日これから入院する」とのこと。

 

2日は、大久保領家の猫さんのTNRでしたが、

予定変更し、猫さんのお迎えにいきました。

 

預かり期間1ヶ月

期間中に不可抗力による事故等が起こった場合には、

損害賠償、慰謝料の請求には一切応じかねますとの旨の

誓約書も交わし、預かることにしました。

 

 

名前はトラ。

 

2月に亡くなった

とらさんを思い出します。

 

来たばかりの時は、

じっと動かず食事もとれませんでしたが、

 

3日目にして食事をとってくれました。

みんなで大喜び!

 

しかし10日くらいして

また全く食べない

元気がなくなってしまいました。

 

8月11日、悲しそうに涙を流していました。

(慢性の結膜炎のあったので涙が出ていたと思いますが・・・)

「トラ、どうした?元気出して!

おじいさんとまた一緒に暮らすんでしょ。

それまで頑張って!」

と声をかけました。

 

12日、飼い主さんが亡くなったという知らせがきました。

 

10日前にトラのお迎えに行ったときは、

ご病気で辛そうでしたが、しっかりと笑顔でお話しされていたので、

信じられない・・・私も相当ショックを受けました。

 

13日、トラを病院に連れて行きました。

年のせいで、おそらく腎臓が悪くなっているかもとのこと。

脱水も見られていたので皮下補液と、

精神的なことで食欲が落ちているかもしれないと、

食欲増進の抗うつ剤を飲ませてくれました。

 

 

通院した翌日のトラさん。

 

元気になりました。

 

ケージから出て歩き回ることもしてくれます。

 

おじいさんの分も長生きしてほしいです。

 

できることは限られますが、

できることは精一杯したいと思います。